放出された nParticle のモーションをコントロールする

エミッタの移動(Translate)または回転(Rotate)アトリビュートを操作しても、放出後のパーティクルの位置はインフルエンスを受けません。たとえば、立ち昇る一筋の煙を作成したとします。ここでエミッタの回転 X (Rotate X)アトリビュートにキーを設定しても、放出されたパーティクルは回転しません。パーティクルは、最初に放出されたときの方向を維持します。

放出されたパーティクルのモーションを途中で変更するには、移動(Translate)回転(Rotate)、またはスケール(Scale)アトリビュートにキーを設定します。これによって、フレームごとにパーティクルの位置が変化します。

ヒント: エミッタのモーションをアニメートしたときにパーティクルが密集していたり、放出方向が不規則な場合は、次の操作を行って放出をスムーズにします。

放出量を減らす

放出されたパーティクル オブジェクトの最大数(Max Count)および LOD アトリビュートを設定することによって、放出量を制限または減らすことができます。

毎秒 50 個のパーティクルを放出するとします。放出されたパーティクルを数値(Numeric)レンダー タイプとして表示している場合に、7 フレームを再生した後のパーティクルを次に示します。

放出されたパーティクルの LOD を 0.5 に設定すると、放出されたパーティクル オブジェクトは放出されたパーティクルのほぼ半数を無視します。フレームを巻き戻して 7 フレームを再生すると、パーティクルは次のように表示されます。

パーティクル particleId 値がランダムに除去されています。これは、particleId に基づいた条件ステートメントを使用してエクスプレッションを作成するのに便利です。