Autodesk Translation Framework (ATF)を使用してファイルを読み込む

Maya のこのリリースでは、新しいファイル変換システムである Autodesk Translation Framework (ATF)を使用しています。Autodesk Translation Framework (ATF)を使用すると、オートデスクとサード パーティの両方のファイル形式のデータ交換が簡単になります。

現在、Maya では AFT の読み込みしかできません。

注: 書き出しには Direct Connect の使用をお勧めします。既存の Maya 2016 から Direct Connect にアクセスできない場合、メッシュの書き出しには .obj、サーフェスの書き出しには .iges を使用することをお勧めします。

ATF ファイルを読み込むには

  1. ファイル > 読み込み(File > Import) を選択します。Maya の読み込み(Import)ウィンドウが表示されます。
  2. ATF ファイルを検索し、サポートされている次の ATF ファイル タイプのいずれかを選択します。
    • IGES_ATF
    • IT_ATF
    • SAT_ATF
    • STP_ATF
    • STL_ATF
    • INVENTOR_ATF
    • CATIAV4_ATF
    • CATIAV5_ATF
    • NX_ATF
  3. ファイル タイプ特有のオプション(File Type Specific Options)を展開してオブジェクトのテッセレーション(Tesslate Objects) をアクティブにし、カスタマイズを有効化(Enable Customization)オプションをアクティブにします。
  4. カスタマイズを有効化(Enable Customization)をアクティブにすると、許容値(Tolerance)、グリッドのアスペクト比(Grid Aspect Ratio)、エッジの長さ(Edge length)の各設定が表示されます。これらの設定の詳細については、読み込みオプションのトピックの「Autodesk Translation Framework (ATF)」を参照してください。
  5. 注: iges ファイルをを読み込んだ後にigesファイルをを読み込むとATF は不安定になります(逆もまた同様です)。個別の関数として読み込むようにしてください。

Inventor ファイル

手動で ATF プラグイン フォルダに Inventor ファイルをコピーしない限り、Inventor ファイルを ATF で読み込むことはできません。
注: ATF と Inventor Server は ATFXML ファイル フォーマットを介して交換されます。この中間形式は異なる ATF バージョン間で互換性があるとは限りません。Inventor Server に含まれる同じ ATF バージョンを使用することをお勧めします。

ATF プラグイン フォルダに Inventor ファイルをコピーするには

  1. Inventor Server をインストールします。ATFXML が有効になっていることを確認します。
  2. インストール場所(C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor Server <バージョン>など)にナビゲートし、すべてのファイルをコピーします。Inventor Server および inventorserverclient_x64.manifestを含むすべてのものがコピーされていることを確認します。
  3. Maya ATF フォルダ(C:¥Program Files¥Autodesk¥Maya<バージョン>¥plug-ins¥ATF¥ATF)を検索し、ファイルをここに貼り付けます。

Alias Wire ファイル

Alias Wire ファイルを読み込むには、studioImport プラグ インを使用します。