カーブに沿ってジョイント チェーンをアニメートするときに反転の発生を防ぐには
- リギング(Rigging)メニュー セットで、スケルトン > IK スプライン ハンドルを作成する(Skeleton > Create IK Spline Handle) > を選択して IK スプライン ハンドル ツール(IK Spline Handle Tool)設定を開きます。
- ルートをカーブ上に(Root On Curve)、カーブの自動ペアレント化(Auto Parent Curve)、カーブの自動作成(Auto Create Curve)、カーブをルートにスナップ(Snap Curve to Root)の各オプションをオフに設定します。
- ルート軸の自動作成(Auto Create Root Axis)オプションをオンに設定します。
- 開始ジョイント、終了ジョイント、NURBS カーブを順番にクリックします。
開始ジョイントの上位に親のトランスフォーム ノードが存在するスプライン IK ハンドルが作成されます。次のステップでは、モーション パス上にノードを配置して、開始ジョイントの反転を防止します。
- 親のトランスフォーム ノードを選択した後、[Shift]キーを押しながらカーブをクリックします。
開始ジョイントのあたりでセレクション ボックスをドラッグして、親のトランスフォーム ノードを選択できます。
- コンストレイント > モーション パス > モーション パスにアタッチ(Constrain > Motion Paths > Attach to Motion Path) > を選択します。
- モーション パスにアタッチ オプション(Attach to Motion Path Options)で、開始/終了(Start/End)をオンにします。
- ジョイント チェーンのモーションのフレーム レンジを開始時間(Start Time)と終了時間(End Time)フィールドに入力します。
これにより、指定されたフレーム レンジ内で親のトランスフォーム ノードとその子ジョイント チェーンが、カーブのスタート ポイントからカーブのエンド ポイントに移動します。
- 追従(Follow)をオンに設定します。
カーブのシェイプが 3D ループであるときは、不要な反転を防ぐために、ワールド アップ タイプ(World Up Type)を法線(Normal)に設定しなければならない場合もあります。
- 他のすべてのオプションは既定の設定のままにして、アタッチ(Attach)をクリックします。
ここで、アニメーションを再生すると、親のトランスフォーム ノードとジョイント チェーンがカーブ パスに沿って移動します。通常、予期しない反転は発生しませんが、非常に複雑なパスについては反転が避けられない場合があります。