選択項目の変換オプション

次のオプションは選択 > 選択項目の変換(Select > Convert Selection)を選択したときにサブメニューで利用可能で、既存のポリゴン コンポーネント選択項目の頂点、エッジ、フェースなどへの変換に使用できます。

頂点に(To Vertices)
ポリゴン コンポーネントの既存の選択を、最初に選択されたコンポーネントと接続された頂点に変更します。また、[Ctrl]+[F9]キーを押してこのオプションを選択することもできます。

たとえば、4 辺のポリゴン(四角形)から構成されるポリゴン メッシュの複数のフェースを選択した後、選択 > 選択項目の変換 > 頂点に(Select > Convert Selection > To Vertices)を選択すると、以前に選択したフェースと接続された頂点に選択が変換されます。

頂点フェースに(To Vertex Faces)
ポリゴン コンポーネントの既存の選択を、最初に選択されていたポリゴン コンポーネントに接続された頂点フェースに変更します。

頂点フェースは、頂点カラー情報をポリゴン フェースに割り当てるときに使用します。フェースに関連する各頂点に、カラーを割り当てることができます。頂点がフェース間で共有されている場合でも、その頂点は、それが共有する頂点ごとにカラーを持つことができます。フェースの頂点のカラーは、フェース間でまとめてブレンドされます。

頂点(外周)に(To Vertex Perimeter)
コンポーネントの現在の選択(頂点、UV、エッジ、フェース)を外周に沿った頂点の境界に変換します。
注: このコマンドは、ポリゴン マーキング メニューからも使用できます。(ポリゴン コンポーネントが選択されているときに[Ctrl]+右クリックします。)
エッジに(To Edges)
ポリゴンの現在の選択を、選択されたポリゴン コンポーネントと接続されたポリゴン エッジに変更します。また、[Ctrl]+[F10]キーを押してこのオプションを選択することもできます。
エッジ ループに(To Edge Loop)
オリジナルの選択項目と接続されたポリゴン エッジを選択することによってコンポーネントの現在の選択を変更し、次にポリゴン メッシュ上の両方向にエッジ ループとしてエッジの選択を拡張します。

エッジ ループは、複数のポリゴン エッジを共有する頂点によって連続して繋がったパスです。

エッジ リングに(To Edge Ring)
オリジナルの選択項目に接続されたポリゴン エッジを選択することによってコンポーネントの現在の選択を変更し、次にポリゴン メッシュ上の両方向にエッジ リングとしてエッジの選択を拡張します。

エッジ リングは、複数のポリゴン エッジを共有するフェースによって連続して繋がったパスです。

内蔵されたエッジに(To Contained Edges)
最初に選択されたコンポーネントに応じて、現在の選択を選択可能なポリゴン エッジに変更します。
エッジ(外周)に(To Edge Perimeter)
現在のコンポーネント選択(頂点、UV、エッジ、フェース)を外周に沿ったエッジの境界に変換します。
注: このコマンドは、ポリゴン マーキング メニューからも使用できます。(ポリゴン コンポーネントが選択されているときに[Ctrl]+右クリックします。)
フェースに(To Faces)
現在の選択を、最初に選択されたコンポーネントと接続されたポリゴン フェースに変換します。
フェース パスに(To Face Path)
オリジナルの選択項目と接続されたポリゴン エッジを選択することによってコンポーネントの現在の選択を変更し、次にポリゴン メッシュ上の両方向にポリゴン フェースとしてエッジの選択を拡張します。
内蔵されたフェースに(To Contained Faces)
オリジナルの選択に領域が含まれるかどうかに応じて、ポリゴン コンポーネントの現在の選択を選択可能なポリゴン フェースに変更します。
UV に(To UVs)
ポリゴン コンポーネントの既存の選択を、最初に選択されていたポリゴン コンポーネントに接続された UV テクスチャ座標に変更します。また、[Ctrl]+[F12]キーを押してこのオプションを選択することもできます。

たとえば、ポリゴン メッシュのいくつかのフェースを選択した状態で選択 > 選択項目の変換 > UV に(Select > Convert Selection > To UVs)を選択すると、以前に選択したフェースに関連する UV テクスチャ座標に選択が変換されます。

UV の選択はシーン ビューのメッシュ上に表示されますが、選択された UV テクスチャ座標を編集または修正するには、UV エディタ(UV Editor)を使用する必要があります。(UV > UV エディタ(UV > UV Editor))

UV シェルに(To UV Shell)
ポリゴン コンポーネントの既存の選択を、最初に選択したポリゴン コンポーネントにと接続された UV シェルに変更します。

たとえば、ポリゴン メッシュのいくつかのフェースを選択した状態で選択 > 選択項目の変換 > UV シェルに(Select > Convert Selection > To UV Shell)を選択すると、以前に選択したフェースに接続された UV シェルに選択が変換されます。

選択された UV シェルを編集または修正するには、UV エディタ(UV Editor)を使用する必要があります。

UV 境界に(To UV Border)
ポリゴン コンポーネントの既存の選択を、最初に選択したポリゴン コンポーネントに接続された UV シェルの境界 UV に変更します。

選択された境界 UV を編集または修正するには、UV エディタ(UV Editor)を使用する必要があります。

UV (外周)に(To UV Perimeter)
現在のコンポーネント選択(頂点、UV、エッジ、フェース)を外周に沿った UV の境界に変換します。
注: このコマンドは、ポリゴン マーキング メニューからも使用できます。(ポリゴン コンポーネントが選択されているときに[Ctrl]+右クリックします。)
UV エッジ ループに(To UV Edge Loop)
現在選択している頂点、UV、エッジをエッジ ループに変更します。オリジナルの選択項目に関連するすべてのポリゴン エッジと、UV 境界方向の同一エッジ ループに沿ったすべてのエッジが変換されます。
シェルに(To Shell)
現在選択されている UV を、関連付けられたシェルのすべての UV に展開します。
シェル境界に(To Shell Border)
現在選択されている UV を、関連付けられたシェルの境界に沿った UV に変換します。
ヒント: ポリゴン コンポーネントを選択中に[Ctrl]+右クリックすると、状況に応じたポリゴン マーキング メニューが表示され、多くの変換選択機能を使用することができます。