ユーザ定義アトリビュートは、事前に定義された名前と用途があります。Maya では、どのユーザ インタフェースを選択したかに応じて、パーティクル オブジェクトにユーザ定義アトリビュートを追加します。ユーザ定義アトリビュートをオブジェクトに追加する操作を行わない限り、オブジェクトにはユーザ定義アトリビュートがありません。
パーティクル オブジェクトの不透明度とカラーをオブジェクト単位またはパーティクル単位で設定することができます。この設定を行うには、不透明度とカラーのユーザ定義アトリビュートをオブジェクト単位またはパーティクル単位で追加する必要があります。オブジェクト単位またはパーティクル単位のアトリビュートの詳細については、「nParticle パーティクル単位(Per Particle)アトリビュート」を参照してください。
パーティクルのレンダー タイプを調整する場合は、既定のユーザ定義アトリビュートを追加することもできます(「nParticle にダイナミック アトリビュートを追加する」を参照)。たとえば、あるパーティクル オブジェクトを選択して、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)のレンダー アトリビュート(Render Attributes)セクションを表示したとします。パーティクルのレンダー タイプ(Particle Render Type)として球(Spheres)を選択した後、次にアトリビュートを追加(Add Attributes For)の現在のレンダー タイプ(Current Render Type)ボタンをクリックすると、半径(Radius)アトリビュートが Maya によって追加されます。半径(Radius)アトリビュートはレンダー アトリビュート(Render Attributes)セクションの下部に表示されます。
必要な時にユーザ定義アトリビュートを追加することで、Maya の処理時間は短縮されます。ユーザ定義アトリビュートがオブジェクトに追加されると、そのオブジェクトの追加されたアトリビュートがアトリビュート エディタ(Attribute Editor)に表示されます。