この レンダラ(Renderer) メニューは、シーン ビューの上か、複数のシーン ビューがあるレイアウトで各ビュー パネルの上に表示されます。
高パフォーマンスのシーン ビューとしてビューポート 2.0 (Viewport 2.0)を選択し、大きなシーンを最適化します。これによって、多数のオブジェクトを含む複雑なシーンや、重いジオメトリを含む大きなオブジェクトとやり取りすることができます。
レンダラ > ビューポート 2.0 (Renderer > Viewport 2.0) > を選択して、ビューポート 2.0 のオプション(Viewport 2.0 options)を設定します。
高精度のレンダーは必要ないものの、シーン ビューでの描画時間を短縮して効率性を向上させたい場合は、旧式の既定ビューポート(Legacy Default Viewport)を選択します。このオプションをオンにすると、シーン ビューはハードウェア レンダラによって低精度の設定で描画されます。
高精度インタラクティブ シェーディングをオンにすると、ハードウェア レンダラによってシーンが高精度で描画されます。これによって、ソフトウェアによるシーン レンダーを行わなくても、最終的なレンダリング結果に近い結果を確認することができます。
サポートされていないものを以下に示します。
Maya の高精度シェーディングを使用しているときに、もっと速い再生やカメラ回転が必要な場合は、インタラクティブ シェーディング(Interactive Shading) (シェーディング > インタラクティブ シェーディング(Shading > Interactive Shading))をオンにします。
高精度シェーディングを有効にするには
レンダラ > 旧式の高精度ビューポート(Renderer > Legacy High Quality Viewport) > を選択して、旧式の高精度ビューポートのオプション(Legacy High Quality Viewport options)を設定します。
独自のプラグインを書き込み、作成したインタラクティブなレンダラでシーン ビュー レンダラを上書きすることができます。一度プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)を介してプラグインをロードすると、レンダラ パネル(Renderer Panel)メニューにカスタム レンダラの名前が表示されます(たとえば、レンダラ > openGLViewport レンダラ(Renderer > openGLViewport Renderer))。複数のカスタム レンダラをロードするよう選択した場合は、ロードされた順序でリスト表示されます。
SDK にはプラグインのサンプルが 2 つ備えられています。1 つは OpenGL 用で、もう 1 つは Direct 3D 用です (これらのプラグインのサンプルはまだコンパイルされていないので、プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)を介してアクセスする前にコンパイルする必要があります)。これらのプラグインを作成するために使用できる API クラスの詳細については、『Maya 開発者ヘルプ』を参照してください。