OpenSubdiv の制限事項

• OpenSubdiv は、以下をサポートしません。
  • 非多様体のメッシュ

    非多様体のコンポーネントを含むメッシュでは、Maya Catmull-Clark が自動的に既定に設定されます。

    OpenSubdiv を使用できない場合、従来の Maya Catmull-Clark サブディビジョン方法がアクティブであることを示すエラー メッセージがスクリプト エディタ(Script Editor)およびポリシェイプ ノードに表示されます。

    注: モデリング操作により、一時的に非多様体のコンポーネントが生成される場合があります。非多様体のメッシュが多様体になると、警告メッセージが表示されなくなり、サブディビジョン方法が自動的に OpenSubdiv に切り替わります。
  • 接線空間のベクトル ディスプレイスメント マップ(グローバル空間のベクトル ディスプレイスメント マップはサポートされています)。
  • 明示的なタイル
• OpenSubdiv Catmull-Clark 適応(OpenSubdiv Catmull-Clark Adaptive)は、OpenGL 4 および DirectX11 互換グラフィックス カードを使用する Windows および Linux でのみサポートされています。

  OpenGL 4 がサポートされていない場合は、自動的に既定で Maya Catmull-Clark に設定されます。

• OpenSubdiv Catmull-Clark 適応(OpenSubdiv Catmull-Clark Adaptive)では独自のハードウェア シェーダを使用します。

  適応型サブディビジョンは適用されたすべてのシェーダをオーバーライドし、ビューポートでの視覚化のために独自のものを生成します。適用されたシェーダは、ソフトウェア レンダーを実行するときに使用されます。

• OpenSubdiv Catmull-Clark 適応(OpenSubdiv Catmull-Clark Adaptive)を使用するテッセレーションの視覚化は、旧式の既定ビューポート(Legacy Default Viewport)のみでサポートされます(OpenSubdiv Catmull-Clark 適応(OpenSubdiv Catmull-Clark Adaptive)がオンのとき、サブディビジョンの表示(Display Subdivisions)をオンにしてアダプティブ テッセレーション レベル(Adaptive Tessellation Level)を調整すると、旧式の既定ビューポート(Legacy Default Viewport)に結果が表示されます)。
• OpenSubdiv コントロール(OpenSubdiv Controls)のディスプレイスメントを表示(Show Displacements)オプションは、OpenGL 4 と DirectX 11 互換グラフィックス カードを使用する場合にのみ、Windows および Linux でサポートされます。

  ディスプレイスメントを表示(Show Displacements)がサポートされていてオンになっている場合、マテリアル プロパティのサブセットだけが表示されます(基本のカラーリングおよび拡散テクスチャ)。

関連項目

• OpenSubdiv の概要