これらのオプションは、ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)ウィンドウ、およびブラシ ノードのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)に表示されます。
チューブに平坦な部分やテクスチャがある場合に(「ブラシ プロファイル(Brush Profile)設定」の平坦性 1 (Flatness 1)と平坦性 2 (Flatness 2) の設定を参照)、これらをツイストすることにより、ねじれたリボンのようなエフェクトを出すことができます。
チューブが伸びるときに、軸の回りでチューブをツイストさせることができます。ツイスト(Twist) アトリビュートはツイストの初期値を定義します。ツイスト(Twist)アトリビュートが効果を持つのは、各チューブが平坦である(平坦性 1 (Flatness 2) と平坦性 2 (Flatness 2) の値が 0 より大きい)場合や、テクスチャがマッピングされている場合に限られます。この後のツイスト レート(Twist Rate)セクションも参照してください。
前方でツイスト(Forward Twist)をオンにすると、チューブの幅広な面または平坦な面が常にカメラの方向を向くようになります。テクスチャも同様の作用を受ける結果、必ずカメラの方を向きます。これが特に役立つのは、平坦性(Flatness)が 1 のときです。このとき、ビルボード テクスチャを使用してジオメトリを最小化することができます。リーフについては、アルファを持つ大きなリーフの塊のテクスチャを平坦なリーフに対して使用できます。リーフを前方でツイスト(Leaf Forward Twist) ( )をオンにすると、テクスチャ化したリーフの塊の広い側面をビュー方向に向けて回転することで、それを常に完全な状態に見せることができます。別の例として、アルファを持つリンゴのイメージを平坦な花びらに対して使用することもできます。花びらを前方でツイスト(Petal Forward Twist) ( )をオンにすると、花びらがビュー方向に向き、一部のアングルでリンゴが平坦に見えるのを防ぎます。樹木を表現する最も単純な手法は、アルファを持つ樹木のイメージを、カメラ方向を向いたビルボードにテクスチャ マッピングすることです。この種のビルボードをセットアップするために、以下の設定を使用できます。
チューブ全体をどの程度ねじるかを設定します。ツイスト(Twist)のエフェクトは、チューブに平坦な部分やテクスチャがある場合に顕著です。「ブラシ プロファイル(Brush Profile)設定の平坦性 1、平坦性 2 (Flatness1, Flatness2)オプションと、「テクスチャリング(Texturing)ブラシ設定」のマップ カラー(Map Color)およびマップの不透明度(Map Opacity)オプションを参照してください。
チューブに適用される Rate の値(ツイスト(Twist)の初期値)をランダムに変化させる度合いを設定します。ツイストのランダム偏差(Twist Rand)が 0 である場合は、ツイスト(Twist)レートの値がすべてのチューブにそのまま適用されます。ツイストのランダム偏差の値を大きくすると、新しいチューブに適用されるツイストの初期値がランダムに変化しますが、それらの初期値の平均値はツイスト(Twist) レートの値になります。