注: この機能は、Midplane モデルまたは 3D モデルで、充填+保圧を含む解析順序を選択している場合にのみ使用できます。
ANSYS に充填+保圧結果 (繊維配向結果の有無にかかわらず) をエクスポートする操作には、次の 2 段階の手順があります。最初に、mpi2ans.vbs スクリプトを実行して必要なインターフェース ファイルを作成します。次に、これらのインターフェース ファイルを検索して ANSYS で使用します。このインターフェースでは、Midplane モデルまたは 3D モデルを ANSYS コマンド データベース ファイルに変換します。Dual Domain モデルは、構造解析用として ANSYS にエクスポートすることはできないため、インターフェースによって拒否されます。
mpi2nas.vbs マクロの実行
注: 多数個取りのモデルでは、キャビティごとに 3 つの拘束のセットが報告されます。また、インターフェースによって、キャビティごとに別々の ANSYS 入力ファイル(*.ist、*.cdb)が作成されます。これらのファイル名は、上記で指定した出力ファイル名の末尾に 1、2 などの数字を付加したものになります。
生成されたファイルを探します。これらのファイルは、インターフェース ファイルの保存先であるプロジェクト ディレクトリに格納されています。ANSYS で
moldflow2ansys.db ファイルを開き、ANSYS のドキュメントを参照して必要な結果を生成します。
注意: ANSYS で取得した結果と比較するために結果を表示する場合は、インターフェースで選択されたアンカー ノードに基づいて、アンカー平面を設定する必要があります。また、この製品では、ANSYS でシミュレーションできない射出成形に固有の効果、つまりコーナー効果および金型熱膨張が考慮されることに注意してください。