非最適化ジョブ

「冷却+充填+保圧+反り」などの線形解析シーケンスで構成される Moldflow 解析は、Moldflow ジョブ マネージャを使用せずに実行することができます。

互いに干渉しているジョブから保護し、解析が終了した後のジョブのクリーンアップを容易にするため、ノードの読み書きスクラッチ領域に一意のフォルダを作成することをお勧めします。

注: 非最適化ジョブを複数のノードにわたって展開することはできません。1 つのノード上で完全に実行する必要があります。

スタディ ファイルをノードに転送する

ファイル転送ツールを使用して、スタディ ファイル(*.sdy)をノードの読み書きスクラッチ領域上のフォルダにコピーします。

ヒント: 残りの手順ではこのフォルダを $TARGET と呼びます。これを、使用する実際のフォルダに置き換えます。

ノード上でシェルを実行する

ノード上で解析を実行するには、対話型のボーンシェルを起動して以下のコマンドを実行するか、シェル スクリプトを使用してコマンドを順番に実行します。

1. $TARGET フォルダに移動します
2. $INSTALLATION/mfclient.env をソーシングします。
3. スタディ ファイルに対して runstudy コマンドを実行します。標準出力をファイルにリダイレクトすることができます。

解析が完了すると、runstudy コマンドが返り、$TARGET には結果ファイルが含まれます。

ノードから結果ファイルを転送する

ファイル転送ツールを使用して、新規作成されたファイルを $TARGET からコピーします。これらの結果ファイルがスタディ ファイルと同じフォルダにある場合、Synergy はそれらを直接読むことができます。