NavGenLauncher

入力ファイル

NavGenLauncher ツールは、入力として .navgenproj ファイルを受け入れます。このファイルには、地形ジオメトリ、NavData 生成処理のための設定パラメータのセット、シード ポイントや NavTag ボリュームなどの追加情報が含まれる 1 つまたは複数の .obj ファイルのリストが含まれています。

次の方法で .navgenproj ファイルを生成することができます。

• 地形の NavData を生成するのにスタンドアロンの Navigation Lab ツールを使用する場合、生成に関する情報は、.navgenproj ファイルに保存されます。
• プログラムでは、NavGenProj ライブラリで提供されるユーティリティ クラスを使用します。詳細については、「NavGenProj ライブラリ」とそのメイン NavGenProj クラスを参照してください。
• プログラムでは、独自のアプリケーションから、または手動で行います。予想される .navgenproj ファイルの形式が記載されていませんが、形式は単純で解読可能な XML です。

  ユーザ独自の設定ファイル作成のテンプレートとして使用できる .navgenproj ファイルのサンプルとして、Navigation Lab で生成された .navgenproj ファイルの 1 つがあります。-t コマンド ライン オプションを使用して NavGenLauncher を 呼び出すことで、デフォルトのパラメータ値で空のテンプレートを作成することができます。

  一度テンプレートを作成すると、XML 構造の要素と NavData 生成システムおよび Navigation Lab で提供される設定オプションとの間のマッピングは比較的簡単です。構造や要素の理解についてヘルプが必要な場合は、Autodesk® サポートまでお問い合わせください。

出力フォルダ

絶対ベースの出力フォルダとそのフォルダ内の相対パスを、コマンド ラインの引数として NavGenLauncher ツールに提供することができます。

• 両方の引数を指定する場合、出力フォルダは、絶対ベース パスに相対パスを付加することにより決定されます。
• 1 つの引数のみを指定し、それが絶対パスの場合、相対パスは空であるとみなされ、出力データはベースの出力フォルダに生成されます。
• 1 つの引数のみを指定し、それが相対パスの場合、出力フォルダは入力済みの .navGenProj ファイルの保存場所への相対パスを付加することにより決定されます。
• 出力フォルダを指定しない場合、出力データは入力済みの .navGenProj ファイルに含まれる値に従って生成されます。

NavGenLauncher ツールを起動する

NavGenLauncher.exe という名前で呼ばれる、NavGenLauncher ツール用のあらかじめコンパイルされた実行可能ファイルは、NavData 生成システムがサポートするすべてのプラットフォームで bin フォルダ内にあります。

構文

navgenlauncher.exe input.navgenproj [absoluteBaseOutputDirectory] [relativeOutputDirectory] 

オプション

出力フォルダの引数を解釈する方法については、上記を参照してください。

サンプル:

NavGenLauncher.exe "C:\levels\projects\level1.navgenproj"

NavGenLauncher.exe "C:\levels\projects\level1.navgenproj" "C:\MyGameData" "level1"

その他のサンプルについては、tools¥NavGenLauncher¥examples で提供される .bat ファイルを参照してください。