P&ID DIN ツール パレットの[非エンジニアリング]タブには、セグメントのブレークを識別するために使用できる、2 つのピン型のシンボルがあります。KKS タグ付け標準では、ユニット番号やシステム コードの変更をピンで識別できます。
ピンには、開いている(塗りつぶされていない)または閉じている(黒で塗りつぶされている)の 2 種類があります。
- 開いているピン: 開いているピンは、共通のプロパティを持つグループの境界をマークします。たとえば、開いているピンの間の配管は、同じユニット番号を持ちます。ただし、ライン上にピンを配置するだけでプロパティが変更されるわけではありません。開いているピンの境界の向こう側にあるラインのプロパティは、手動で変更する必要があります。
- 閉じているピン: 閉じているピンは、配管サブシステムのブレークや、配管の分岐を識別します。たとえば、このブレークによってユニット番号が変化することがあります。この例では、閉じているピンを挿入しても、ユニット番号が自動的に変わるわけではありません。ユニット番号は手動で変更する必要があります。
ピンは、セグメント ブレークとして機能します。直線のスケマティック ラインにピンを挿入すると、ピンによってラインがブレークされ、2 つのセグメントになります。ただし、ラインの終端に開いているピンを挿入した場合はラインはブレークされません。