[リンクを管理]ダイアログ

[リンクを管理]ダイアログには、Revit モデル、IFC リンク、CAD 形式、DWF マークアップ、点群向けのタブがあります。タブの下にある列には、リンクに関する情報が示されています。
説明
リンク名 リンクされているモデルやファイルの名前を示します。
ステータス

リンクがホスト モデルにロードされているかどうかを示します。このフィールドは、[ロード済み]、[ロードされていません]、または[見つかりません]と表示されます。

Revit リンクには[閉じたワークセット内]という追加のステータスが表示される場合があります。Revit リンクが閉じたワークセット内にある場合、リンクはロード解除され、モデル ビューには表示されません。リンクは、[リンクを管理]ダイアログと、プロジェクト ブラウザの[Revit リンク]の下の一覧に表示されたままとなります。

ワークシェアリングが有効になっているモデルでは、ローカル ファイルの場合、ユーザが[ロードを解除]コマンドを選択すると、該当するユーザのみ Revit リンクのロードを解除できます。この場合、リンク ステータスに「*ロードされていません」と表示され、ダイアログ下部に「このリンクは現在のユーザのみロードが解除されています」と注記されます。
注: この機能は、Revit 2016 ソフトウェア リリースの学生版をご利用のお客様、Autodesk Maintenance および Desktop Subscription を契約しているお客様のみがご利用いただけます。
参照タイプ ホスト モデルが別のモデルにリンクされるときに、このリンク モデルを表示するか([アタッチ])、非表示にするか([オーバーレイ])を決定します。

この列は Revit と IFC モデルのみに適用されます。

詳細は、「ネストされたモデルを表示または非表示にする」を参照してください。

未保存の位置 リンクの位置が、共有座標系で保存されているかどうかを示します。

この列は Revit と CAD リンクに適用されます。

詳細は、「共有配置」、「名前の付いた位置を設定する」を参照してください。

サイズ リンク ファイルのサイズを示します。

この列は、CAD 形式と DWF マークアップのみに適用されます。

保存済みのパス

お使いのコンピュータでのリンクの場所を示します。

ワークシェアリングでは、中央モデルの場所を示します。

点群に対しては、このパスは点群ルート パスへの相対パスとなります。このルートパスを変更するには、アプリケーション メニューの[オプション]をクリックします。

注: ルート パスを変更した場合、モデルに既にリンクされている点群ファイルの再ロードが必要になることがあります。
パスの種類

リンクの保存されたパスが相対パス、絶対パス、または Revit サーバ パスであるかどうかを示します。この列は点群に適用されません。

詳細は、「リンクを管理するためのツール」を参照してください。

ローカル エイリアス ファイルベースのワークシェアリングを使用し、中央モデルにリンクするのではなく、Revit モデルまたは IFC モデルのローカル コピーにリンクしている場合、その場所がここに表示されます。

たとえば、ワークシェアされたモデルのローカル コピーで作業する場合、ローカル モデルにリンクすることでパフォーマンスを向上させることができます。中央ファイルと同期しているときは、他のユーザはリンクされたモデルのローカル コピーを使用できず、ローカル パスも他のユーザには表示されません。

詳細は、「チーム プロジェクトの管理」を参照してください。

リンク情報の並べ替え

[リンクを管理]ダイアログで情報を並べ替えることができます。列のヘッダをクリックすると、その列の値に従って行を並べ替えられます。列のヘッダをもう一度クリックすると、逆の順序に並べ替えられます。たとえば、[状態]列のヘッダをクリックすると、[見つかりません]、[ロード済み]、または[ロードされていません]の状態ごとに並べ替えられます。[リンク名]列のヘッダをクリックすると、名前のアルファベット順に行が並べ替えられます。既定では、行はリンク名順に並べ替えられます。

各タブでは、それぞれ並べ替え順を指定できます。たとえば、Revitリンクのモデル名をアルファベット順に並べ替える、CAD 形式を逆順のサイズ(小から大)に並べ替える、および DWF マークアップをサイズ順(大から小)に並べ替えることができます。並べ替えの順序は維持されるため、ダイアログを次回開いた場合には前回指定した順序に並べ替えられた情報が表示されます。