マテリアル ライブラリについて

マテリアル ライブラリは、マテリアルおよび関連するアセットを集めたものです。ライブラリには、オートデスクから提供されるものや、ユーザが作成するものがあります。ライブラリを作成して、マテリアルを整理できます。

また、チームの他のメンバーとライブラリを共有したり、Autodesk Inventor や AutoCAD で同じライブラリを使用して、共通のマテリアルを使用することができます。

オートデスクから提供されるライブラリはロックされており、ロック アイコンで示されます。ロックされたライブラリのマテリアルを上書きしたり削除することはできません。ロックされたライブラリからロックされていないユーザ作成ライブラリにマテリアルをコピーすると、マテリアルを上書きしたり、削除することができます。次の図では、[AB プロジェクト マテリアル]ライブラリはロックされていないユーザ作成ライブラリです。

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カテゴリを追加してマテリアルを移動させると、ライブラリをさらに細分化することができます。オートデスクが提供するライブラリには、コンクリート、メタル、ガラスといったタイプごとに構成されているマテリアルのカテゴリが多数あります。ユーザ作成ライブラリとカテゴリには、プロジェクト名や使用方法など、さまざまな構成方法を反映させることができます。次の図では、[AB プロジェクト マテリアル]ライブラリに[建築]カテゴリが含まれています。

ライブラリを使用するには、[管理]タブ [設定]パネル [マテリアル]をクリックして、[マテリアル ブラウザ]にアクセスします。

領域 機能
1 [ライブラリを表示/非表示]パネル ボタン とプロジェクトのマテリアルの設定メニュー : これらの 2 つのボタンを使用すると、プロジェクトのマテリアルのビューと、[マテリアル ブラウザ]ウィンドウのライブラリ パネルを変更できます。[ライブラリを表示/非表示]パネル ボタン をクリックして、下のライブラリ パネルを表示または非表示にします。プロジェクト マテリアルの表示スペースを拡大するには、ライブラリ パネルを非表示にする必要があります。プロジェクト マテリアル リストのマテリアルの表示をフィルタするには、プロジェクト マテリアル設定メニュー のオプションを使用します。
2 プロジェクト マテリアル リスト: 現在のプロジェクトのマテリアルと、それらがオブジェクトに適用されているかどうかを表示します。名前変更、複製、ライブラリへの追加などの一般的なタスクのメニューにアクセスするには、リストのマテリアルを右クリックします。
3 [ライブラリを表示/非表示]ボタン とライブラリ設定メニュー : これらの 2 つのボタンでは、[マテリアル ブラウザ]ウィンドウでライブラリとライブラリのマテリアルの表示方法を変更できます。[ライブラリを表示/非表示]パネル ボタン をクリックして、ライブラリ ツリーを表示または非表示にします。ライブラリ マテリアルの表示スペースを拡大するには、ライブラリ ツリーの表示を非表示にする必要があります。ライブラリ マテリアル リストのマテリアルの表示をフィルタするには、ライブラリ設定メニュー のオプションを使用します。
4 ライブラリ リスト: 自由に使用できるライブラリとライブラリ内のカテゴリ(クラス)を表示します。
5 ライブラリ マテリアル リスト: ライブラリ リストで選択したライブラリまたはカテゴリ(クラス)のマテリアルを表示します。
6

[マテリアル ブラウザ]ツールバー: ライブラリの管理、マテリアルの新規作成、既存のマテリアルの複製、Asset Browser の開閉を行うためのコントロールがあります。

7 ライブラリのリスト(左ペイン)でマテリアルを選択すると、このマテリアルに関連付けられたタブ(アセット)が右ペインに表示されます。マテリアルのプロパティとアセットを表示するには、タブ(たとえば、[識別]または[外観])をクリックします。ライブラリのマテリアルを表示している間、プロパティは読み込み専用になります。

マテリアル ブラウザでの一般的なタスク

現在のプロジェクトにマテリアルを追加するには、はじめに既存のライブラリでマテリアルを検索し、次のいずれかの方法を使用します。

ライブラリにマテリアルをコピーするには、次のいずれかの方法を使用します。

同じ名前の別のマテリアルが存在するライブラリにマテリアルをコピーすると、コピー先のバージョンを上書きするか、両方を保持するかを尋ねるメッセージが表示されます。両方を保持する場合は、コピーしているマテリアルのマテリアル名に番号が付加されます。たとえば、「磁器、象牙色(2)」です。