中央モデルと同期しようとすると([中央ファイルとの同期])、「ファイル <ファイル名> は別のユーザがアクセスしていて、使用できません」というメッセージが表示されたり、システムがクラッシュしたりします。
問題: このエラーが発生する最も一般的な状況は、Windows が混在する環境でファイルベースのワークシェアリングを使用している場合です。
Microsoft SMB (サーバ メッセージ ブロック)プロトコル バージョン 2.1 (Windows 7、Windows Server 2008、2008 R2)と SMB バージョン 3 (Windows 8、Windows Server 2012)との互換性問題によって問題が発生することがあります。
SMB のバージョンによって問題が発生していることを確認するには
エラーが発生しなくなった場合は、SMB の互換性の問題が原因です。
エラーが発生する場合は、次のような別の問題が原因であると考えられます。
解決方法: SMB の互換性の問題を解決するには、次のソリューションの 1 つまたは複数を試してください。
ファイル サーバにアクセスするそれぞれのシステムで、[ワークシェアリング更新頻度]を[手動]に変更します。「ワークシェアリング モデルの更新頻度のコントロール」を参照してください。
既定では、この設定は 5 秒に設定されています。[手動]に変更すると、ファイル サーバとワークステーション間のネットワーク通信が少なくなります。
ユーザが[ワークシェアリング表示モード]機能を使用している場合は、ユーザが手動で更新する場合にのみワークセットの表示が更新されます(同期時など)。[ワークシェアリング更新頻度]を[手動]に変更したことによってエラーが回避される場合は、更新頻度を上げて、どのタイミングで問題が発生するかを検証することもできます。
Revit Server はネットワーク通信に SMB を使用せず、TCP を使用します。