梁の構造用途について

梁の[構造用途]プロパティは、梁を支持する構造要素に基づいて通常は自動的に割り当てられます。ただし、構造用途は、梁を配置する前でも後でも変更することができます。

次の表に、接続されている要素に基づいて、既定である[構造用途]の自動設定を示します。

-	C	B	HB	G	J	P	O
壁	G	O	HB	G	J	P	O
柱	G	O	HB	G	J	P	O
ブレース		O	O	O	O	O	O
水平ブレース			HB	HB	HB	HB	O
大梁				J	J	P	O
小梁					P	P	O
つなぎ梁						P	O
その他							O
キー。HB: 水平ブレース、G: 大梁、J: 小梁、P: つなぎ梁、および O: その他

梁とその構造プロパティにも、次の特徴があります。

• 既定の[構造用途]設定は、プロパティ パレットを使用して変更できます。
• 梁は、構造壁などのその他の構造要素にアタッチすることができますが、非耐力壁には接合されません。
• 構造用途パラメータを、構造フレーム集計表に含めることによって、大梁、小梁、つなぎ梁、水平ブレースの数量計算ができます。
• [構造用途]パラメータの値は、簡略スケール ビューの梁の線種を決定します。[オブジェクト スタイル]ダイアログを使用して、構造用途の既定のスタイルを変更します。
• また、梁には構造トラスの弦材としての構造用途があります。