第 13 章: グローバル結果のコントロール

前へ: 演習 6 | 次へ: 第 14 章

Autodesk® CFD には、現在の解析結果を、短時間で、簡単に、効率よく、確認、抽出、表示できる強力な結果可視化ツール セットが用意されています。グラフィックスの豊富なCADのようなツールセットのほか、グラフィックスイメージとデータを出力する複数の機能により、設計サプライチェーンの他のメンバーに解析結果を伝えやすくしています。

完全な可視化ツールセットをシナリオ実行中、実行後に使用できるため、解析に関する中断のないフィードバックをグラフィカルに提供できます。この強力なランタイム環境は、解析の進行を理解する上で大変便利です。

解析結果果タブはいくつかの基本機能に分割されています:

セットアップタスクから結果タスクにアクセスするには、結果タブをクリックします。

グローバル コントロール

注意: グローバル結果モードがアクティブな場合、結果エンティティを変更することはできません。しかし、結果タスクでモデル全体の結果表示をコントロールするには、モデルの上または外側で右クリックし、グローバル結果およびグローバルベクトルコントロールから適宜選択することができます:

グローバル結果

モデルサーフェス上に表示する結果量を指定するには、右クリックしてグローバル結果を選択します。

またはグローバル状況依存パネルのグローバル結果メニューから選択します。

グローバル結果は、グラフィックスウィンドウの凡例に反映されます。凡例の単位を変更すると、測定時の出力単位が変更されます。

またこれによって、マウスによってプローブする際にステータスバーに表示される結果量が設定されます。(測定するには、目的の位置にマウス カーソルを合わせます)。

グローバル ベクトル

すべての流体サーフェス(流入口、流出口、および流体領域間の内部流体サーフェス)にベクトルを表示するには、右クリックしてグローバルベクトルを選択します。展開可能なメニューリストから対象の量を選択します。

ベクトルの長さや矢印のサイズなどの属性を制御するには、設定…ダイアログを使用します。

またはグローバル状況依存パネルのグローバル結果メニューから選択します。

その他のコントロール

凡例

単位を変更するには:

外観、範囲、設定を変更するには:

表示単位を変更するには

凡例を右クリックし、単位を選択します。

凡例の外観を変更するには

凡例を右クリックし、オプションを選択します。

範囲を変更するには

  1. ユーザー指定範囲をチェックします。
  2. 最小最大スライダを使って範囲を調整します。
注: 範囲を拡大するには、スライダの横にあるフィールドに値をキー入力します。

レベルと色分け

ラベルの間隔とフォーマット

凡例の垂直間隔

垂直方向に表示できる凡例の数をコントロールするには、表示 > 表示 > 凡例をクリックし、スピンボックスコントロールの値を変更します。

アニメーション

非定常解析から得た結果を可視化する非常に効果的な方法の1つに、結果を特定の時間ステップで保存し、結果が時間とともにどのように変化するかをアニメーションで示す方法があります。

アニメーション ダイアログを開くには、解析結果(タブ) > イメージ(パネル) > アニメーションをクリックします。

保存した反復回数または時間刻み幅をアニメーション表示するには、[アニメーション]ダイアログを使用します。

[アニメーション]ダイアログを開くには

結果セットをアニメーションするには

  1. ステップを選択するには、対象のステップをリストでクリックします。
  2. アニメーションボタンをクリックします。
  3. 「ビデオ」コントロールを使用してアニメーションをコントロールします。
  4. アニメーションを終了するには、リセットボタンをクリックします。

アニメーションを保存するには

前へ: 演習 6 | 次へ: 第 14 章

トレーニングのタイトル ページに戻る