ディシジョン センターは、設計の代替案を比較するための環境です。設計目標を満たすことのできる設計を決定するために、次のタスクを実行します。
ディシジョンセンターは結果部品、結果平面、結果ポイント、XYプロット等の可視化オブジェクトを基礎として構成されます。1つのシナリオ上でオブジェクトを作成し、これを"サマリー"オブジェクトとして指定することにより、ディシジョンセンターはスタディに含まれるあらゆるシナリオで結果を計算します。
ディシジョン センターを開くには、[ディシジョン センター]タブをクリックします。
あらゆるサマリーアイテムはディシジョンセンターで管理します。
ディシジョンセンターには以下の3つの主要な構成要素があります:
デザインレビューセンターを使うことにより、複数のシナリオの結果を視覚的に比較できます。これはデザインスタディに含まれる2つ以上のシナリオの流体および伝熱パフォーマンスを比較する上で強力なツールです。
複数のシナリオのデータを視覚的に比較するには、ビューを作成し、右クリックしてサマリーイメージをキャプチャを選択します。
重要値は個別のシナリオあるいは複数のシナリオの結果を比較するのに使用します。
重要値のエンティティには3つのタイプがあります。それぞれが異なるサマリーエンティティタイプに基づいています。各タイプは、「最大温度は何度か」、「圧力損失が最も少ないのはどの設計か」、「重要な部品付近の点での速度は設計の定める制限を超えているか」などの疑問に回答できるようになっています。
複数のシナリオからのXYプロットデータを単一のプロットにオーバーレイ表示し、結果を比較することができます。
サマリー プロットを使用すれば、「設計を変更すると、流路を通る流れの圧力はどう変化するか」、「設計を変更すると、温度勾配はそれに応じてどう変化するか」といった疑問に対する答えを得ることができます。
デザイン スタディにディシジョン センターのデータをマッピングする
デザインスタディ内のシナリオの主要なパフォーマンス指標とイメージを比較するにはディシジョンセンターを使用します。
ディシジョンセンターに保存されたアイテムはデザインスタディ内のすべてのシナリオにマッピングされます。