PTC Creo および Pro/ENGINEER (Mechanica)

PTC Creo および Pro/Engineer からモデルを起動する方法は 2 つあります。1つはGraniteカーネルを使用する方法、もう1つはMechanica経由の方法です。

Mechanicaを使用する方法では、Mechanicaの機能を実際に使用する訳ではありません。Mechanica の持つ解析構造を使って、Autodesk® CFD によるジオメトリへのアクセスを提供します。

注: ある解析の起動に使用した方法はデザインスタディ内に保存され、その特定の設計に対する起動方法となります。一定の方法でモデルを起動すると、別の方法で設計を再起動できなくなります。しかし、新しい解析は必要に応じて、別の方法で起動できます。

注: Mechanica ベースの起動方法は、Autodesk® CFD Flex では使用できません。

Mechanica ベースの起動方法を使用する場合のガイドライン

新しい解析の場合、Autodesk® CFD は必ず Pro/Engineer から起動する必要があります。起動すると、Pro/Engineerは最小化され、"休止"状態になります。Autodesk® CFD の計算タスク ダイアログで実行ボタンをクリックすると Pro/Engineer が最大化されます。メッシュは、Autodesk® CFD が Pro/Engineer データベースより部品のジオメトリを読み込み生成しています。Pro/Meshがアクセスするのと同じ方法によって、部品およびアセンブリ情報にアクセスしている。このため、メッシュを作成する場合は、Autodesk® CFD を Pro/Engineer から開始する必要があります。

Autodesk® CFD に復帰すると、自動的に解析が続行します。Pro/Engineerは再び「休止」状態になり、アクセスできなくなる。Pro/Engineerにアクセスするには、以下のいずれかを実行する。

  1. 収束計算数を0に設定します。 この設定により、メッシュ生成および事前処理の後に、解析が続行しません。Autodesk® CFD を終了し、Pro/Engineer を終了します。デスクトップから Autodesk® CFD を起動し、解析を開き、実行します。
  2. 解析の実行中に Autodesk® CFD インタフェースを終了します。(解析は継続して実行されます)。その後必要に応じてPro/Engineerにアクセス、または終了します。

メッシュが既に作成されており、収束計算の継続や解析結果の表示などを行う場合、Autodesk® CFD は、デスクトップまたはスタート メニューより開始できます。"cfdst"ファイルを開いてください。

メッシュが既に作成されており、境界条件や材料の修正、新しいメッシュの生成などを行う場合、Autodesk® CFD は Granite を使って Pro/Engineer から開始できます。デザインスタディマネージャで、 設計を更新をクリックします。

注: Mechanicaメソッドを使用して起動すると、モデルにMechanicaシミュレーションフィーチャーが含まれることに注意してください。この方法では、同様に2次元ジオメトリも起動できます。

注: Mechanica モードで起動する方法は、[アクティブ モデルを起動]を選択し、[Mechanica]を選択します。

利点

制約事項

まとめ

機能

Mechanica

Granite

Autodesk® CFD の起動後、Pro/Engineer にアクセス可能

 

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Pro/MeshまたはPro/Mechanicaのライセンスが必要

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ジオメトリ変更に幾何ツールを利用可能

 

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リモート解析で実行した解析をリモート コンピュータでメッシュ作成可能

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Pro/Engineer の部品およびアセンブリファイルを Autodesk® CFD で直接開くことが可能

 

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Simplified Repsのサポート

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Mechanica Simulationフィーチャー(シミュレーション ボリュームおよびサーフェス)のサポート

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Quilts(Pro/E surfaces)および2Dモデルのサポート 

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