[荷重ケースおよび節点出力]タブは、既存の結果ファイルから新しい結果ファイルに変換する荷重ケースおよび節点を指定する際に使用します(いずれも複数指定可能)。 ファイル全体を変換するよう指定するか、あるいは特定の荷重ケースおよび節点を指定できます。
荷重ケース スプレッドシートでの作業中に、次のショートカット キーを使用できます。
キー | 機能 |
---|---|
[F2]またはダブルクリック | 現在のセルを編集します。 |
[Enter] | 次のセルに移動します(必要に応じて空行を追加します) |
[Ctrl]+[D] | ハイライトされた列を最初のセルのコピーで埋めます(コピー ダウンの D)。これは 1 つの列のみを対象とします。 |
[Ctrl]+[S] |
ハイライトされた列を一連の数字で埋めます。アクティブになっている場合、最初のセルに各エントリの増分値を入力するよう促されます。(1-5 などの範囲は 2 つのエントリとしてカウントされます。)各増分値が前のセルの値に追加されて、次のセルの値が作られます。入力された増分値よりも多くのエントリが最初のセルにある場合、未指定の値にゼロ(0)が使用されます。これは 1 つの列のみを対象とします。付録「例」を参照してください。 |
削除 | ハイライトされたセルからエントリをクリアします。 |
右クリック | 使用できるコマンドのポップアップ メニューを表示します。 |
セルの幅および行の高さを調節して、コンテンツ全体を表示することができます。各値の間にスペースが含まれる場合は、エントリが次の行へとラップします。選択した行を削除する、または選択した行の前に空白行を挿入する(実際には、選択した行を下に移動する)には、[行を削除]および[行を挿入]ボタンを使用します。その他の注意点は次のとおりです。
このように入力すると、2 つの荷重ケース(2 つの行に基づく)および 11 の節点(最初の行に基づく)を伴う出力ヘッダが生成されます。ソフトウェアはこの結果ファイルを読み込みますが、ユーザには指定した荷重ケースと節点が適切かを確認する責任があり、その上で荷重ケースの結果を適切に解釈できます。
スプレッドシートのセルを拡張することは可能ですが、所定のセルに入力するエントリが多過ぎると不便になることがあります。すべてのエントリをスプレッドシートの[節点]列に入力する代わりに、エントリを複数行に入力することができます。このような状況で、複数行をハイライトして[荷重ケースをマージ]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると、次に示す 3 つのことが実行されます。
マージされた荷重ケースと通常の行との相違は、次の例において確認できます。
ユーザによる入力内容 | 結果の出力 | ||
---|---|---|---|
荷重ケース | 節点 | ||
マージされた荷重ケース | |||
![]() |
1 | 3 | |
1 | 5 | ||
1 | 7 | ||
1 | 10 | <--- マージされたセル(行 2)の節点が次の荷重ケースの前に出力される | |
1 | 11 | ||
1 | 12 | ||
1 | 13 | ||
2 | 3 | ||
2 | 5 | ||
2 | 7 | ||
2 | 10 | <--- | |
2 | 11 | ||
2 | 12 | ||
2 | 13 |
上記のスキームは、この入力に相当します。
複数行を選択した場合、[荷重ケースを分割]ボタンをクリックすると、マージされた荷重ケースが削除されます。この操作によって、[荷重ケースをマージ]ボタンですべてのエントリが最初のエントリと同一にされる前に存在していた可能性のある荷重ケース エントリがリストアされることはありません。
ユーザによる入力内容 | 結果の出力 | ||
---|---|---|---|
荷重ケース | 節点 | ||
荷重ケースを分割 (マージではない) (入力テーブルの値は前の例と同じ) |
|||
![]() |
1 | 3 | |
1 | 5 | ||
1 | 7 | ||
2 | 3 | <--- 各荷重ケースは次の行(行 2)の節点の前に出力される | |
2 | 5 | ||
2 | 7 | ||
1 | 10 | ||
1 | 11 | ||
1 | 12 | ||
1 | 13 | ||
2 | 10 | <--- | |
2 | 11 | ||
2 | 12 | ||
2 | 13 |