モデルに含まれているパーツが鉄筋コンクリート材料モデルに設定されている場合、[結果コンター] [その他の結果]
[コンクリート破壊]コマンドが有効になります。このコマンドを選択すると、要素内の積分点に次のタイプの破壊があるかどうかに基づいて、モデルがシェーディングされます。
表 1: コンクリート破壊の値 | |
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破壊値 | 説明 |
1 | 最低 1 つの点に亀裂がある |
0.5 | 最低 1 つの点に破壊があるが亀裂はない |
0 | どの点にも亀裂または破壊はない |
[コンクリート破壊]コマンドでは要素の破壊の有無をすばやく表示できますが、[結果の照会] [照会]
[現在の結果]を選択すると、さらに詳細な破壊に関する情報を確認できます。クイック アクセス ツールバー
[選択]
[要素]をクリックして、破壊した要素を選択すると、次の情報を表示できます。
解析対象にガスケット要素が含まれている場合、[結果コンター] [その他の結果]
[ガスケット結果]を選択すると、表示が拡張され、ガスケットの解析結果が追加されます。ガスケット要素の定義により、解析結果はすべて厚さの方向(表面の法線方向)に関連します。
このオプションは、モデルに表面間接触が定義されている場合にのみ有効になります。このコマンドを選択すると、接触ペアの表面間の距離に基づいて、表面間接触に関連する表面がシェーディングされます。節点ごとに、関連するすべての面に基づいて平均法線が計算されます。この法線に沿って、線が他の表面と交差するまで延長されます。面の節点から伸びる法線が他の表面と交差しない場合、その面はシェーディングされません。たとえば、節点が表面を貫通する場合、その節点が含まれる面はシェーディングされません。
このコマンドは、モデルのいずれかのパーツが弾性-塑性材料モデルを使用しており、[要素定義]ダイアログ ボックスの[高度]タブの[追加の出力]ドロップダウン ボックスが[生成されなかった]以外のオプションに設定されている場合にのみ有効になります。
ここで、sij は応力偏差テンソルで、αij は逆応力テンソルです。この定義に従うと、等価応力値は、同じ点のフォン ミーゼス応力値とは大幅に異なる可能性があります。
このコマンドは、モデルの任意のパーツが損傷解析で使用されている場合([要素定義]ダイアログ ボックスの[損傷]タブでいずれかの損傷オプションを選択した場合)に有効になります。損傷解析の結果を次に示します。
各結果の詳細については、「損傷の理論的記述」ページを参照してください。
このコマンドは、初期降伏応力を上回っているモデルのパーツ、および降伏を下回っているモデルのパーツを表示する場合に使用します。 表示される値は、(計算された応力) - (降伏応力)です。負の値は降伏がないことを示し、正の値は降伏があることを示します。このオプションは、降伏基準が指定されている 2D 要素にのみ適用できます。