イメージ レイヤ イベントを追加

[イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event)ダイアログ ボックスでは、キュー内の選択したイメージをレイヤにする合成プラグインを追加することができます。

キュー内の前のイベントをソースとして使用し、次のイベントをプラグイン コンポジタのパラメータを使って合成する合成プラグインを提供します。リストには、ワイプなどの特殊な変換用のプラグインも含まれます。

イメージ レイヤ イベントは常に 2 つの子を持つ親イベントです。子は、別の子を持つ親になることができます。イメージ レイヤ イベントの子は、シーン イベント、イメージ入力イベント、シーンやイメージ入力イベントを含んだレイヤ イベント、またシーンやイメージ入力イベントを含んだフィルタ イベントになることができます。

使用可能なイメージ レイヤ イベント フィルタ

アルファ コンポジタ

クロス フェード変化コンポジタ

擬似アルファ コンポジタ

シンプル加算コンポジタ

シンプル ワイプ コンポジタ

手順

イメージ レイヤ イベントを追加するには:

  1. 2 つの子イベントがイメージ レイヤ イベントで使用する順序になっていることを確認します。
  2. 2 つのイベントを選択します。

    最初のイベントをクリックして選択し、Ctrl を押したまま 2 つ目のイベントをクリックして選択します。

  3. ([イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event))をクリックします。

    [イメージ レイヤ イベントを追加](Add Image Layer Event)ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [レイヤ プラグイン](Layer Plug-In)ドロップダウン リストから必要なレイヤ イベントを選択します。
  5. 選択したレイヤ イベントで[設定](Setup)ボタンが使用可能な場合は、[設定](Setup)ボタンをクリックしてオプションを設定します。
  6. レイヤ イベントをマスクする場合はマスクを選択します。
  7. 他のイメージ レイヤ設定を調整して[OK]ボタンをクリックします。

    イメージ レイヤ イベントは選択した 2 つの子イベントの親になります。

マスク ファイルを選択するには:

  1. [ファイル](Files)ボタンをクリックします。
  2. 表示されたファイル選択ダイアログ ボックスでマスク ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
  3. チャネルのドロップダウン リストから使用するチャネルを選択します。

マスクを配置またはサイズ変更するには:

インタフェース

[イメージ レイヤ イベントを追加](Add Layer Image Event)ダイアログ ボックスと[レイヤ イベントを編集](Edit Layer Event)ダイアログ ボックスには、同じコントロールがあります。

[レイヤ プラグイン](Layer Plug-In)領域

ラベル
イベントに一意の名前を付けることができます。一意の名前を付けると、長いイベント リスト内でも目的のレイヤ イベントを簡単に識別できるようになります。
[レイヤ ドロップダウン リスト](layer drop-down list)
キュー内でレンダリングしたイメージをレイヤにする際に 3ds Max で使用されるコンポジタを選択します。 アルファは既定値のコンポジタですが、既にインストールされている他のコンポジタからも選択できます。3ds Max に付属しているコンポジタの説明に関する各ヘルプ項目を参照してください。
About
プラグインごとのバージョン情報やソース情報が提供されます。
設定
プラグインに固有のセットアップ ダイアログ ボックスを表示します。プラグインによっては、このボタンを使用しないものもあります。

[マスク](Mask)領域

[チャネル ドロップダウン リスト](channels drop-down list)
マスク ファイルとしてビットマップを使用する場合、アルファ チャネル、赤チャネル、緑チャネル、青チャネル、輝度、Z バッファ、マテリアル ID チャネル、オブジェクト ID のいずれかを使用できます。
ファイル
マスクとして使用するファイルを選択します。選択したファイルの名前は[ファイル](Files)ボタンの上に表示されます。
オプション
ビデオ出力のフレームに相対する、位置合わせとサイズを設定するための[イメージ入力オプション](Image Input Options)ダイアログ ボックスを表示します。アニメーション イメージの場合は、ビデオ出力のフレーム シーケンスとマスクを同期化することができます。このダイアログ ボックスは[イメージ入力イベント](Image Input Event)オプションで使用するダイアログ ボックスと同じです。
使用可能にする
マスクを使用可能にします。このチェック ボックスのチェックマークをはずすと、ビデオポストは他のマスク設定をすべて無視します。
反転
このチェック ボックスのチェックマークが付いていると、マスクが反転します。

[ビデオ ポスト パラメータ](Video Post Parameters)領域

[VP 開始時間](VP Start Time)、[VP 終了時間](VP End Time)
ビデオ ポスト全体の中から選択したイベントの開始フレームと終了フレームを設定します。ここで指定したフレーム数に対して、ビデオ ポストはイベントをレンダリングします。
使用可能にする
イベントを使用可能または使用不可にします。このチェック ボックスのチェックマークが消えているとき、イベントは使用不可能な状態にあり、ビデオ ポストはキューをレンダリングするときに、このイベントを無視します。各イベントは個別に使用不可にしてください。たとえば、合成レイヤ イベントを使用不可にしても、合成イメージ イベントが使用不可にはなりません。使用不可能なイベントの範囲バーは、イベント トラック領域で使用できません。