重力スペース ワープ

[重力](Gravity)スペース ワープでは、パーティクル システムで生成されたパーティクルに対する自然な重力の効果をシミュレートします。重力には方向があります。重力の矢印の方向に移動するパーティクルは加速します。矢印と反対方向に移動するパーティクルは減速します。

重力によって落下するパーティクル

球状重力の場合、モーションはアイコンに向かいます。

雪に対する重力効果

手順

重力を作成するには:

  1. [作成](Create)パネルで、 ([スペース ワープ](Space Warps))をクリックします。リストから[フォース](Forces)を選択し、[オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウトで[重力](Gravity)をクリックします。
  2. ビューポート内でドラッグします。

    [重力](Gravity)アイコンが表示されます。平面重力(既定値)の場合、ワイヤフレームの正方形アイコンが表示され、片側に方向矢印が付いています。球状重力の場合、アイコンはワイヤフレームの球になります。

    平面重力の初期方向は、ドラッグするビューポート内でアクティブな作図グリッドの負の Z 軸に沿っています。重力オブジェクトを回転して、方向を変えることができます。

インタフェース

[フォース](Force)領域

強度

[強度](Strength)の値を大きくすると、重力の効果が強くなります。これは、[重力](Gravity)アイコンの方向矢印に対してオブジェクトがどのように移動するかということです。強度が 0.0 未満だと、作成される重力は負になり、同じ方向で動くパーティクル同士は反発し、反対方向で移動するパーティクル同士は引き合います。[強度](Strength)の値を 0.0 に設定しても、[重力](Gravity)スペース ワープには効果は何も表れません。

減衰度

[減衰度](Decay)編集ボックスを 0.0 に設定すると、[重力](Gravity)スペース ワープはワールド空間全体の強度と同じになります。[減衰度](Decay)値を増やすと、重力ワープ オブジェクトの位置からの距離が増えるにつれて、重力強度は減ります。既定値は 0.0 です。

  • [平面](Planar)重力効果は、シーン全体で[重力](Gravity)スペース ワープ オブジェクトの平面に対して垂直です。
  • 球形重力効果は、[重力](Gravity)スペース ワープ オブジェクトを中心とする球状になります。 このオプションは、噴水や惑星効果の作成の場合に便利です。

[表示](Display)領域

範囲インジケータ

このチェック ボックスにチェックマークが付いていて、[減衰度](Decay)値が 0.0 よりも大きい場合、ビューポート内のアイコンは、重力の強さが最大値の半分となる範囲を示します。[平面](Planar)オプションでは、インジケータは 2 つの平面です。[球状](Spherical)オプションを使用すると、インジケータは二輪球になります。

アイコン サイズ

[重力](Gravity)スペース ワープ オブジェクト アイコンのサイズをアクティブな単位で指定します。ドラッグで重力オブジェクトを作成する場合に初期サイズを設定します。この値で、重力効果が変わることはありません。