オブジェクトが別のオブジェクトのサーフェス上の位置を維持するようにするには、アタッチメント コンストレイントを使用します。
アタッチメント コンストレイントは階層リンクではありませんが、次のようにオブジェクトを別のオブジェクトのサーフェスに「リンク」する効果があります。
オブジェクトの変換のみを考慮している階層リンクとは違って、アタッチメント コンストレイントを使用するオブジェクトはそのオブジェクトのモディファイヤとスペース ワープのバインディングに基づいて別のオブジェクトの変形にも従います。
アニメーション コンストレイントを参照してください。
ターゲット オブジェクトを選択して、ソース オブジェクトを位置付けるには、[モーション](Motion)パネルの[アタッチメント パラメータ](Attachment Parameters)ロールアウトの機能を使用します。
面の法線に沿ってソース オブジェクトを移動(面の下方または上方に移動)する場合は、[階層](Hierarchy)パネルの[オブジェクトにのみ影響](Affect Object Only)をクリックし、ローカル変換座標を使用してオブジェクトを移動します。
不均等な地表に木を整列する場合は、地表のサーフェスの角度にかかわらず木が直立するように、[サーフェスに位置合わせ](Align to Surface)をオフにします。
任意のフレームに移動して[セット位置](Set Position)をクリックすることによって、ターゲット オブジェクトのサーフェス上を移動するソース オブジェクトをアニメートできます。アニメーション コンストレイントを操作しているため、[オート キー](Auto Key)ボタンをオンにする必要はありません。
複数のフレームでソースの位置を設定すると、ターゲット オブジェクトに対するソース オブジェクトのアタッチメントは各キーフレームにだけ固定されます。キー間のフレームは補間され、ターゲットのサーフェスには一致しません。オブジェクトをターゲットのサーフェスに残す場合は、アタッチメントではなくサーフェス コンストレイントを使用するようにします。
アニメーションをテストして、ターゲットのサーフェスにうまく一致させるためにキー値の調整または中間キーの追加を行います。キーの数が多すぎるとソース オブジェクトの動きが落ち着かなくなりますが、反対に少なすぎるといくつかのフレームにわたってソース オブジェクトがターゲット オブジェクトのサーフェスを見失います。