[データ表示](Display Data)オペレータでは、イベント内の[データ表示](Display Data)オペレータを含む特定またはすべてのパーティクルの[データ](Data)オペレータやテストによって作成された数値データがビューポートに表示されます。また、オペレータがグローバル イベント内の場合は、フロー内のパーティクルがビューポートに表示されます。
インタフェース
- [パーティクル ID を表示]
- 表示されるデータの前に各パーティクルの ID 番号を表示します。パーティクルは生成順に番号付けされます。最初に生成されたパーティクルの番号が 1 になります。ID 番号とデータの間には > 記号が表示されます。
- カラー見本
- データの表示に使用されるカラーが示されます。システムに追加される[データ表示](Display Data)オペレータごとに、異なるカラーがランダムに選択されます。カラーを変更するには、カラー見本をクリックし、[カラー セレクタ]ダイアログ ボックスを使って新しいカラーを選択します。
注: エミッタが選択されている場合、データは白で表示されます。
- 接頭語追加(Add Prefix)
- カスタム接頭語を追加できます。テキスト フィールドに入力します。テキストの後にスペースを追加する必要はありません。接頭語はデータから自動的にオフセットされます。接頭語は、ID (表示される場合)とデータの間に表示されます。
[データ チャネル表示](Show Data Channel)領域
- [データ チャネル(Data Channel)ボタン]
- 表示するデータのチャネルを選択するには、このボタンをクリックします。[データ チャネル選択](Select Data Channel)ダイアログでチャネルを選択します。
- データ タイプ
- この読み取り専用フィールドには、表示されているデータのタイプが表示されます。
- [形式を指定して表示](Show As)領域
- データの表示方法を示します。使用できるオプションが 1 つだけの場合は、読み取り専用フィールドになります。実数データのように複数のオプションを使用できる場合は、ドロップダウン リストでオプションを選択できます。
- スピン レート値(Spin Rate Value)/速度の値(Speed Value)
- [形式を指定して表示](Show As)を[角度](Angle)に設定すると、このオプションで[スピン レート値](Spin Rate Value)が使用できるようになります。[形式を指定して表示](Show As)を[ワールド単位](World Unit)に設定すると、このオプションで[速度の値](Speed Value)が使用できるようになります。オンにすると、オプションが有効になります。
- 単位(Units Per)
- [スピン レート値](Spin Rate Value)/[速度の値](Speed Value)を有効にしたら、この設定を使用してスピン レートまたは速度の値のタイム フレームを選択します。
[スクリーン オフセット](Screen Offset)領域
パーティクルの位置に対するスクリプト データの相対的な配置を調整するには、これらの値を使用します(ピクセル単位)。異なるオフセット値および複数の[スクリプト](Script)および[スクリプト表示](Display Script)オペレータを使用することで、複数のデータを同時に表示できます。
- ID とデータを表示(Show IDs and Data on)
- データを表示するパーティクルをフィルタできます。オプションは次のとおりです。
- [すべてのパーティクル](All Particles)ビューポート内のすべてのパーティクルのデータを表示します。
- [選択されたパーティクルのみ](Selected Particles Only)選択したパーティクルのデータだけを表示します。パーティクルを選択するには、[修正](Modify)パネル > [選択](Selection)ロールアウト コントロールを使用し、標準のビューポート選択方法を使用して、データを表示するパーティクルを選択します(詳細については、パーティクル フローのドキュメントを参照してください)。
- [グループ選択のみ](Group Selection Only)グループ選択したパーティクルのデータだけを表示します。対象のオペレータを指定するには、[選択をグループ](Group Selection)オペレータ ボタンを使用します。
- Group Selection オペレータ
- [ID とデータを表示](Show IDs and Data on)を[グループ選択のみ](Group Selection Only)に設定し、パーティクル システムに少なくとも 1 つの[選択をグループ](Group Selection)オペレータがある場合、メンバ パーティクルに[データ表示](Display Data)オペレータを適用する[選択をグループ](Group Selection)オペレータまたは[カメラ カリング](Camera Culling)オペレータを指定するには、このボタンをクリックします。
- [精度]
- 浮動小数値の場合、表示する小数点以下の桁数を設定します。範囲は 0 ~ 8 です(0 は小数点以下がないことを意味します)。
- 実行順序(Execution Order)
- データ表示のタイミングを設定します。
- [事前](Pre)イベント内のオペレータが実行される前に、パーティクル データの値を表示します。
- [標準](Normal)オペレータの現在の実行順序の時点でデータを表示します。2 つの[データ表示](Display Data)オペレータ(対象の[データ](Data)オペレータの上と下)を使用して、[データ](Data)オペレータによってデータがどのように変更されるのかを確認できます。
- [事後](Post)イベント内のすべてのオペレータが実行された後で、データの値を表示します。