[計測](Measure)ユーティリティ

[計測](Measure)ユーティリティでは、選択したオブジェクトやシェイプの計測値が得られます。

手順

オブジェクトを計測するには:

  1. [ユーティリティ](Utilities)パネルで、[計測](Measure)ボタンをクリックします。

    3ds Max は、[計測](Measure)ロールアウトを表示します。

  2. 計測するオブジェクトを 選択します。

    選択内にオブジェクトとシェイプの両方がある場合は、両方の情報が表示されます。選択内に複数のオブジェクトがある場合は、計測値の合計が表示されます。

  3. [新規フロータ](New Floater)ボタンをクリックし、同じ情報が含まれたモードレスの[計測](Measure)ダイアログ ボックスを表示します。

    [計測](Measure)ダイアログ ボックスが開くと、ラインや円のように、作成時にスプラインの長さを表示します。

インタフェース

オブジェクト名

現在の選択内のオブジェクトの名前を表示します。選択内に複数のオブジェクトがある場合は、「複数のオブジェクトが選択されています」(Multiple Objects Selected)と表示されます。

選択をロック

選択を変更しても、表示されているデータが変更されません。 たとえば、現在選択しているオブジェクトに影響する別のオブジェクトを選択し、操作する必要がある場合などに使用します。

[オブジェクト](Objects)領域

レンダリング可能なメッシュ オブジェクトに関する情報を表示します。

サーフェス領域

選択内のすべてのオブジェクトの合計サーフェス領域を、平方単位で表示します。

ボリューム

選択内のすべてのオブジェクトの合計ボリュームを、立方単位で表示します。面を失うことによって「穴」ができたオブジェクトは、ボリューム値が不正確になる可能性があるので注意が必要です。オブジェクトに 1 つまたは複数の穴がある場合は、[ボリューム](Volume)値の横にアスタリスクが表示されます。

重心

オブジェクトの重心または選択した複数のオブジェクトの重心のワールド座標を表示します。

中心点を作成

重心に[ポイント](point)ヘルパー オブジェクトを作成します。

[シェイプ](Shapes)領域

シェイプ オブジェクトに関する情報を表示します。

長さ

選択したすべてのシェイプのスプラインの長さの合計を表示します。

[次元](Dimensions)領域

オブジェクトがワールド空間に表示されたときの、オブジェクトの次元を表示します。たとえば、15 x 10 x 25 の次元で作成したボックスを、200 パーセントにスケールすると、この領域には、次元が「30 x 20 x 50」と表示されます。

新規フロータ

このダイアログ ボックスには、[ユーティリティ](Utilities)パネルの[オブジェクト](Objects)領域、[シェイプ](Shapes)領域、および[次元](Dimensions)領域と同じ情報が表示されます。また、値が長いためにダイアログ ボックスの既定値のサイズでは情報が表示しきれない場合は、ダイアログ ボックスを横に拡張できます。

ヒント: [計測](Measure)フロータを表示しながら、作成中のスプラインの長さを表示できます。
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