[ボディ カッター](Body Cutter)では、ProCutter を使用して標準オブジェクトに対して実行できる高度なブール演算とほぼ同じように、別のボディ オブジェクトのセットを使用してボディ オブジェクトのセットをスライスしたり小さくカットしたりするためのオプションを多数提供しています。たとえば、爆発や粉砕に使用するために、オブジェクトを粉々にすることができます。
ボディ オブジェクトのカッティングの他にも、次のような[ボディ カッター](Body Cutter)ツールを使用して実行できるタスクがあります。
- ソリッドまたはサーフェスであるカッターを使用して、ストック オブジェクトをボディ オブジェクトの要素または別個のボディ オブジェクトに分解します。
- 1 つまたは複数のストック オブジェクトに対して 1 つまたは複数のカッターを同時に使用します。
- 一連のカッター オブジェクトのボリューム分割を実行します。
- 履歴を保持することなく 1 つのカッターを複数回使用します。
ボディ カッター オブジェクトは、恒久的なサブオブジェクト履歴を持つ3ds Max オブジェクトで、編集可能メッシュ オブジェクトとほぼ同じ方法で編集することができます。
- カッターを選択
- このボタンをクリックし、ストック オブジェクトをカットまたはスライスするのに使用するオブジェクトを選択します。
- ストックを選択
- このボタンをクリックして、カッター オブジェクトでカットするオブジェクトを選択します。
カッターは、繰り返し適用して同じオブジェクトをカットすることにより、彫刻ツールのように使用できます。この場合、抽出オプションを使うと、ボディ オブジェクトの操作を行わなくても個々のオブジェクトを取得できるため便利です。
- ボディ オブジェクト自動抽出
- ストック オブジェクトを選択すると、自動的に結果が抽出されます。このオプションは、ストックをサブオブジェクト(オペランド)として保持しません。オブジェクト自体を編集して切り取った結果に置き換えます。これにより、カット後にカッターを移動して再度カットするという処理を迅速に行うことができます。
- 抽出結果をグループ化
- 結果のボディ オブジェクトを分類に基づいて自動的に個別のグループにまとめます。最大で StockOutsideGroup、StockInsideGroup、CutterOutsideGroup の 3 つのグループを作成できます。
[カッティング オプション](Cutting Options)領域
- カッター外部のストック
- 結果にはすべてのカッターの外側に位置する、ストックの部分が含まれます。このオプションを使用すると、ストック オブジェクトからカッターを減算したブール演算と同様の結果が得られます。: 選択されているオブジェクトを親オブジェクトから除去(デタッチ)し、新しいオブジェクトを作成します。
- カッター内部のストック
- 結果には 1 つまたは複数のカッター内部のストックの部分が含まれます。このオプションでは、カッター オブジェクトとストック オブジェクトの交差を計算するブール演算と同様の結果が得られます。カッターはそれぞれ個別に扱われるので、いくつか違いがあります。
- ストック外部のカッター
- 結果にはストック オブジェクト外部のカッターの部分が含まれます。カッターも交差している場合は、カッター同士が互いをカットすることに注意してください。