[レイトレース アクセラレーション](Ray-Trace Acceleration): BSP 方法のパラメータ

[レンダリング アルゴリズム](Rendering Algorithms)ロールアウトでレイトレース アクセラレーションの[方法](method)に[BSP]を選択した場合、ここで説明するパラメータが表示されます。BSP は Binary Space Partitioning を表します。

注: シーンの面が多く(三角形)、[サイズ](Size)および[デプス](Depth)パラメータで指定されたサイズのツリーにフィットしている場合、mental ray は[サイズ](Size)の値を無視し、大きなリーフ ノードを作成します。これによりレンダリング速度が非常に遅くなります。この問題を防止するには、[デプス](Depth)の値を増やします。

インタフェース

サイズ

BSP ツリーのリーフの最大面数(三角形)を設定します。[サイズ](Size)の値を大きくするとメモリ消費が減りますが、レンダリング時間は長くなります。既定値は 10 です。

デプス

BSP ツリーのレベルの最大数を設定します。[デプス](Depth)の値を増やすとレンダリング時間は短縮されますが、メモリ消費が増加し、前処理時間が長くなります。既定値は 40.0 です。

ヒント: 大きなシーンの場合、[デプス](Depth)の値を 50 以上に増やすと、レンダリング時間が大きく短縮されます。