スケールしながらオブジェクトのクローンを作成すると、中心の選択方法によって、さまざまな入れ子オブジェクトや配列を作成できます。
[Shift]+スケールでは、別のサイズでクローンが作成されます。
[Shift]+スケールを使用してクローンを作成するには:
変換設定では、Shift+スケール中に選択したクローンが 3ds Max によってどのように分配されるかを決定します。どのスケール操作でも、変換中心がスケールの中心になります。
クローン オブジェクト同士の間隔は、オリジナルと最初のクローンとの距離を元に、クローンそのものの場合と同様にスケールされます。間隔は変換中心を基準に比例増減します。
単独のオブジェクトの変換中心として選択中心を使用すると、スケールはその中心で対称的に行われ、入れ子のコピーができます。
スケールのタイプと軸コンストレイントによって、さまざまな入れ子のコピーを作成できます。たとえば、押し潰しと Z 軸沿いの内方向へのクローン作成では、平らなボックスをスケールして階段式のピラミッドを作成できます。
Shift+スケールで、ローカル基点以外の中心を利用すると、徐々にスケールするオブジェクトの配列ができます。ここでも、縮小は中心に向かって行われ、拡大は中心から遠ざかる方向に行われます。ただし、次に述べるように、この効果は特定のスケール オプションと軸コンストレイントに限定されています。
[均等にスケール](Uniform Scale)は、変換ギズモで設定できる軸コンストレイントの影響を受けません。コピーは、現在の座標系の原点を基準に配列されます。
[不均等にスケール](Non-Uniform Scale)と[押し潰し](Squash)では、スケールは制限軸で設定した軸方向に行われます。