ネットワーク サービスのインストール

このトピックでは、ネットワーク マネージャとネットワーク サーバを Windows のネットワーク サービスとしてインストールする方法について説明します。

以下の手順に従います。

  1. マネージャおよびサーバのアプリケーション バージョンを実行し、アプリケーションを正しく設定して、レンダリング ネットワークを動作可能にします。
  2. 確実に実行できるようにするため、プロダクション環境のネットワークを使用します。

    以下の条件を満たさない限り、先に進まないでください。

ネットワーク マネージャおよびレンダリング サーバを Windows サービスとしてインストールすると、バックグラウンド レンダリングが可能になり便利ですが、問題が発生したときにその問題に関してレンダリング サーバの画面に表示される情報は少なくなります。この手順を行う前に、ネットワークが正常に動作している必要があるのはこのためです。マネージャとサーバをサービスとして実行しても、キュー モニタに表示される情報は変わりません。

以下の手順では、マネージャ サービスとサーバ サービスを Windows にインストールし、登録します。このインストールによって、アプリケーション モード(使用したいときにその都度マネージャおよびサーバを手動で実行するモード)の使用は置き換えられます。サービスは、コンピュータを起動するたびに自動で開始されますが、手動で開始するように設定することもできます。アプリケーション モードの ¥Network サブディレクトリと初期化ファイルおよびログ ファイルは有効なままですが、サービスは個別のプロセスではなく、Windows のサービスとして動作します。

マネージャとサーバをサービスとして実行するには、[コマンド プロンプト](Command Prompt)ウィンドウまたは[ファイル名を指定して実行](Run)ダイアログ ボックスから -i スイッチ(サービスとしてインストール)を使用して直接実行します。次に、[サービス](Services)に移動し、マネージャまたはサーバを開始または再起動します。

サービスとしてインストールしたマネージャまたはサーバを削除するには、[コマンド プロンプト](Command Prompt)ウィンドウまたは[ファイル名を指定して実行](Run)ダイアログ ボックスから -r スイッチ(サービス削除)を使用して直接 3ds Max を実行する必要があります。

手順

マネージャをサービスとしてセットアップするには:

  1. マネージャをサービスとしてインストールするマシンに移動します。
  2. [コマンド プロンプト](Command Prompt)ウィンドウを開き、Backburner のルート ディレクトリに移動します(たとえば、¥Program Files¥Autodesk¥Backburner¥)。
  3. managersvc -i と入力します。

    次のメッセージが表示されます。

    Backburner マネージャ ... サービスはインストール済

  4. Windows のコントロール パネル [管理ツール](Administrative Tools) [サービス](Services)を選択し、[Backburner マネージャ](Backburner Manager)を右クリックして[開始](Start)を選択します。

    右クリック メニューから[プロパティ](Properties)を選択すると、ユーザ、パスワードなどのパラメータを設定することもできます。

サーバをサービスとしてセットアップするには:

  1. サーバをサービスとしてインストールするマシンに移動します。
  2. [コマンド プロンプト](Command Prompt)ウィンドウを開き、Backburner のルート ディレクトリに移動します。
  3. serversvc -i と入力します。

    次のメッセージが表示されます。

    Backburner サーバ ...サービスはインストール済

  4. Windows のコントロール パネル [管理ツール](Administrative Tools) [サービス](Services)を選択し、[Backburner サーバ](Backburner Server)を右クリックして[開始](Start)を選択します。

    右クリック メニューから[プロパティ](Properties)を選択すると、ユーザ、パスワードなどのパラメータを設定することもできます。

  5. これらの手順を、サーバをサービスとしてセットアップするすべてのマシンで実行します。