[モーション ブラー](motion blur)を iray レンダリングのオブジェクトに適用できます。
[モーション ブラー](Motion blur)は 2 つのバウンスするボールに適用される
インタフェース
- 使用可能
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、iray レンダラーはモーション ブラーを計算します。 既定値ではチェックマークが付いていません。
- すべてのオブジェクトをブラー
- オブジェクトのプロパティ設定に関係なく、すべてのオブジェクトにモーション ブラーが適用されます。既定値ではチェックマークが付いています。
- シャッタ期間(フレーム数)
- カメラのシャッタ速度がシミュレーションされます。0.0 を指定するとモーション ブラーは使用されません。この値を大きくすると、ブラーが増します。既定値は 0.5 です。
- シャッタ オフセット(フレーム数)
- モーション ブラー効果の開始位置を、現在のフレームからの相対位置で設定します。既定値の -0.25 を設定した場合、フォトリアリスティックな効果を出すため、現在のフレームのわずか前にブラーが適用されます。既定値は –0.25 です。
- モーション セグメント
- モーション ブラーの計算用にセグメント数を設定します。このコントロールはアニメーション用です。モーション ブラーが実際のオブジェクト モーションの接線のように見える場合、[モーション セグメント](Motion Segments)値を増やします。値を大きくすると、モーション ブラーの精度が増しますが、変換時間が長くなり、CPU メモリの使用量も増えます。既定値は 1 です。
- モーション ステップ毎の反復
- 次のモーション タイム サンプルにシーンを更新する前に iray がレンダリングする反復数またはパス数を制御します。 既定値は 16 です。
値を大きくすると、個々の時間ステップの可視性が高くなり(少なくとも最初の段階では。イメージはレンダリングの進行とともにスムージングされます)、レンダリング時間は短くなります。値を小さくすると、時間ステップはより短時間で解決されますが、計算される中間の時間ステップが増えるためにレンダリングには時間がかかります。