メッシュの面のようなレンダリング可能なサブオブジェクトを選択して、マテリアルを適用することができます。マテリアル エディタで、[マテリアルを選択へ割り当て](Assign Material to Selection)を使用することができます。マテリアル エディタまたはマテリアル/マップ ブラウザから選択されている面にマテリアルをドラッグすることもできます。これにより、新しいマルチ/サブオブジェクト マテリアルを簡単に作成できます。
マテリアルをサブオブジェクトにドラッグ アンド ドロップできないようにすることもできます。これを行うには、[基本設定](Preferences)ダイアログ ボックス [一般](General)タブを開き、[サブマテリアル](Sub-Materials)領域で[自動的に割り当て](Assign Automatically)をオフにします。このチェックボックスは、既定値ではチェックマークが付いています。
マルチ/サブオブジェクト マテリアルの作成方法には 3 種類あります。 作成方法は、選択したサブオブジェクトに適用されているマテリアルによって異なります。
選択面にマテリアルが 1 つも適用されていない場合、マルチ/サブオブジェクト マテリアルが新規作成されます。ドラッグしたマテリアルが新規マテリアルのサブ マテリアルになります。既存のマテリアル ID があれば、その ID が使用されます。
マルチ/サブオブジェクト マテリアルが新規作成され、選択面に適用されます。既存のマテリアルは、新規作成されたマルチ/サブオブジェクト マテリアルに移動し、最初のサブマテリアルとなります。非選択面にはマテリアル ID #1 が、選択面にはマテリアル ID #2 が割り当てられます。 ドラッグしたマテリアルは新規マルチ/サブオブジェクト マテリアルの一部になります。既存のマテリアル ID は使用されません。
既存のマルチ/サブオブジェクト マテリアルがシーン内で 2 回以上適用されている場合、そのマテリアルはコピーされ、選択面にはコピーの方が適用されます。
マルチ/サブオブジェクト マテリアルがシーン内で 1 回しか適用されていなければ、既存マテリアルの方が使用されます。ドラッグしたマテリアルは既存のマルチ/サブ マテリアルに追加されます。
ドラッグしたマテリアルが既にマルチ/サブオブジェクト マテリアルの一部になっている場合、選択面は対応するマテリアル ID を受け取ります。選択面がすべて同じマテリアル ID 番号を持ち、非選択面はどれもこの番号を使用していなければ、この ID 番号が使用され、この ID 番号を持つ旧マテリアルが新マテリアルに置換されます。 それ以外の場合は、選択面に新しいマテリアル ID 番号が割り当てられ、ドラッグしたマテリアルに対して使用されます。この場合、任意の既存マテリアル ID が使用されます。