[表示カラー](Display Color)ロールアウトでは、オブジェクトの表示プロパティが[オブジェクト別](By Object)に設定されているとき、3ds Max がオブジェクトをワイヤフレーム カラー(オブジェクト カラーとも呼ばれます)で表示するのか、マテリアルの拡散反射光カラーで表示するのかを指定します。
オブジェクトの表示プロパティが[レイヤ別](By Layer)に設定されている場合、ビューポート表示にはレイヤ カラーが使用されます。ワイヤフレーム オブジェクトとシェーディングされたオブジェクトに対して、それぞれ別の表示方法を選択できます。シェーディング モードごとに、マテリアル カラーを使用するのか、オブジェクト カラーを使用するのかを指定できます。
既定値では、すべての新しいオブジェクトの表示プロパティは[オブジェクト別](By Object)に設定されています。この既定値は、[既定値でレイヤ別に新規ノードを作成](Default to By Layer for New Nodes)をオンにすると変更できます。このスイッチがオフ(既定)である場合は、3ds Max で作成されたすべての新規オブジェクトは[表示カラー](Display Color)ロールアウトの設定を使用してビューポート内に表示されます。 オブジェクトごとの設定を[オブジェクト別](By Object)と[レイヤ別](By Layer)で切り替えるためのオプションは、[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックス [表示プロパティ](Display Properties)領域にあります。
オブジェクトのカラー ボックスに黒と白の四角形が表示されている場合は、このオブジェクトの表示プロパティは[レイヤ別](By Layer)に設定されています。
ビューポートがワイヤフレーム表示モードのとき、オブジェクトのカラーを制御します。
ビューポートがシェーディング表示モードのとき、オブジェクトのカラーを制御します。