レンダリング要素ノード

(RE)オプションを使用してコンポジタ ビューを開くと、スケマティクには、標準の出力ビットマップ ノードに加えて、ステート内でアクティブな各レンダリング要素に対応する出力ビットマップ ノードも含まれます。

同様に、コンポジタ出力ノードには、各レンダリング要素ノードに対応する追加レイヤが含まれます。各[レンダリング要素](render element)ノードの名前には、タイプが挿入されています。 たとえば、ステートの名前が Trees で、このステートでライト(Lighting)レンダリング要素を有効にしている場合、このステートでレンダリングされるメインのビットマップ ノードの名前は Trees Output になり、レンダリング要素のビットマップ ノードの名前は Trees Lighting Output になります。

レンダリング要素ノードは、特別な取り扱いはされず、基本的には通常のビットマップ出力ノードと同じように機能します。 コンポジタ アプリケーションでの使用方法は、ユーザが決定できます。

ヒント: ステート セットでは、レンダリング要素の作成は記録されません。既定では、レンダリング要素はすべてのステートに適用されます。 ステート セットが記録できるのは、各レンダリング要素の[使用可能](Enable)状態です。 一般に、各レンダリング要素は特定のステートにのみ適用するため、追加する各レンダリング要素に対して[使用可能](Enable)をオフにし、次に、レンダリング要素を適用するステートに対して[記録](Record)をオンにして、レンダリング要素に対して[使用可能](Enable)をオンにすることをお勧めします。 必要に応じて、すべてのステートとレンダリング要素に対してこの手順を繰り返します。