[オペレータ パラメータ](Operator Parameters)ロールアウト

[ボディを結合](Join Bodies)または[ボディ カッター](Body Cutter)で作成されたボディ オブジェクトは合成オブジェクトであるため、複数のオペランドを含んでいます。  このロールアウトにあるコマンドでは、表示順序およびオペランドの選択を修正することができます。 また、これらの機能を使用してオペランドを削除したり、オペランドのコピーまたはインスタンスを作成したりすることもできます。

注: このロールアウトは、標準のボディ オブジェクトでも使用できますが、これにはオペランドが含まれていないため、コントロールは適用できません。

[表示](Display)領域

これらの設定では、ビューポートに表示するオペランドを制御できます。

結果
ブール演算またはその他の Power Solids 演算の結果を表示します。  オペランドは通常は非表示です。
すべてのオペランド
オペランドを表示します。  このオプションは、オペランドの選択と修正に便利です。
選択されたオペランド
リスト ウィンドウ(以下を参照)でハイライト表示されているオペランドのみを表示します。  オペランドを選択するには、リスト内のオペランドをクリックするか、[オペランド](Operand)サブオブジェクト レベルのビューポートでオペランドをクリックします。
オペランド リスト ウィンドウ

リスト ウィンドウには、選択されたオブジェクトに含まれるオペランド名が表示されます。結合ボディ オブジェクトでは、オペランドが単にリストされます。ボディ カッター オブジェクトの場合、各オペランドのタイプ([カッター](Cutter)または[ストック](Stock))も表示されます。オペランドを追加または削除するたびに、リストは更新されます。

リスト ウィンドウは、オペランドを選択したり編集したりする際に便利です。[選択されたオペランド](Selected Operands)オプション(上記を参照)を使用すると、リスト内でハイライト表示されたオペランドのみを表示できます。

[オペランド編集](Operand Editing)領域

1 つまたは複数のオペランドをビューポートで([オペランド](Operand)サブオブジェクト レベルで)選択するか、サブオブジェクト リスト ウィンドウでハイライト表示した後、これらをオペランドのコピーまたはインスタンスとして抽出するか、または単にこれらを合成オブジェクトから削除できます。

注: 抽出されたオブジェクトは結合される前の状態を維持します。このオブジェクトが球などのプリミティブであった場合、抽出されると再度プリミティブとなります。ボディ オブジェクトであった場合は、ボディ オブジェクトとして抽出されます。
選択を抽出
ハイライト表示されているオペランドを抽出します。 オペランドの抽出方法は、抽出オプションとして[削除](Remove)、[コピー](Copy)、[インスタンス](Inst) (以下を参照)のうち、どれが選択されているかによって決まります。 
すべてを抽出
すべてのオペランドを抽出します。 オペランドの抽出方法は、抽出オプションとして[削除](Remove)、[コピー](Copy)、[インスタンス](Inst) (以下を参照)のうち、どれが選択されているかによって決まります。 
抽出オプション
オペランドの抽出方法を選択します。
  • 削除オブジェクトからオペランドを削除します。抽出された各オペランドは最上位オブジェクトになります。
  • コピー各オペランドのコピーを抽出します。元のオペランドはオブジェクトに含まれたままになります。
  • インスタンスオペランドのインスタンスを抽出します。抽出したオペランドに変更を加えると、オリジナルのオペランドにも反映されます。
再オーダー
サブオブジェクトの表示リストで、ハイライト表示されたオペランドの順序を変更します。オペランドは[再オーダー](Re-Order)ボタンの横にある数値入力フィールドで指定された位置に移動されます。順序位置を入力してから[再オーダー](Re-Order)ボタンをクリックします。 

複数のオペランドがハイライト表示されている場合、これらはその順序を保ったまま、指定された位置およびそれに続く位置に移動されます。たとえば、リストに Box01 、Box02 、Box03Box04 がこの順番で含まれている場合に、Box02Box04 をハイライト表示して[再オーダー](Re-Order)の値を 0 にして並べ替えると、新しい順序は Box02 、Box04 、Box01Box03 になります。

ヒント: サブオブジェクトが移動される位置を確認するには、リスト内の既存の番号を使用します。たとえば、サブオブジェクトをリストの 3 番目の位置から先頭(つまりリストの #2)に移動するには、このサブオブジェクトをハイライト表示して数値フィールドに 0 と入力し、[再オーダー](Re-Order)をクリックします。