カメラ ビューポートがアクティブな場合、[ズーム](Zoom)ボタンがこのフライアウト上のボタンに置換されます。このボタンを使用してカメラ、および/またはターゲットをカメラの主軸にそって移動させます(つまり、カメラが向いている対象に近づけたり遠ざけたりする)。
カメラのドーリー
フリー カメラがレンズの向いている方向へ奥行き軸に沿って移動します。ターゲット カメラと違い、ドーリーがどれだけ離れてもターゲットとの距離は固定されたままです。
注: ターゲット カメラ ビューポートがアクティブなときは、[ドーリー カメラ](Dolly Camera)フライアウトの 3 つのボタンが使用可能になります。フリー カメラ ビューポートがアクティブなときは、フライアウトとしてボタンが表示されますが、このタイプのカメラでは[ドーリー カメラ](Dolly Camera)のみが使用可能になります。ターゲット カメラ ビューポートをアクティブにすると、3 つのボタンが再び使用可能になります。
手順
カメラをドーリーするには:
- カメラ ビューポートをアクティブにします。
- ([ドーリー カメラ](Dolly Camera))または同じフライアウトのその他のオプションをクリックします。
- カメラをドラッグして移動します。
- 上にドラッグすると、カメラが視線に沿って前進します。
- 下にドラッグすると、カメラが視線に沿って後退します。
- Esc を押すか、右クリックして、ボタンをオフにします。
インタフェース
[ドーリー カメラ](Dolly Camera)フライアウトには、次のボタンがあります。
- ドーリー カメラ
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カメラだけをターゲットに向かわせたりターゲットから離したりします。ターゲットを越えた場合、カメラは 180 度反転してそのターゲットから離れていきます。
- ターゲットをドーリー
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ターゲットだけをカメラに向かわせたりカメラから離したりします。これはカメラのビューポートに視覚的な変更を何も加えませんが、ターゲットがカメラを通り越して反対側へ移動した場合、その時点でカメラ ビューは反転されます。更に、カメラに対してターゲットの相対的な位置を変更すると、たとえばオービット カメラなど他の調整に影響を与えます。オービット カメラは、自分の回転基点としてターゲットを使用しています。
このオプションは、ビューポートのカメラがターゲット カメラの場合にのみ使用できます。
- カメラ + ターゲットをドーリー
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ターゲットとカメラの両方をカメラに向かわせたりカメラから離したりします。
このオプションは、ビューポートのカメラがターゲット カメラの場合にのみ使用できます。