[ストローク](Strokes)ユーティリティを使用すると、ビューポートでマウス パターンをドラッグしてコマンドを起動することができます。
[ストローク](Strokes)ユーティリティを起動すると、単一の[ストロークを描画](Draw Strokes)ボタンを含むモードレスなダイアログ ボックスが表示されます。[ストロークを描画](Draw Strokes)ボタンがアクティブになっているときは、マウスの左ボタンでストロークを定義して使用することができます。
注: ストローク システムも、マウスの中ボタンのオプションとして使用することができます。この場合、ユーティリティやモードレスなダイアログ ボックスは必要ありません。このオプションは、[基本設定](Preferences)ダイアログ ボックスの
[ビューポート](Viewports)パネルにあります。詳細は、
ストロークを参照してください。
手順
例: [軌道](Orbit)に対してストローク パターンを定義するには:
- [ユーティリティ](Utilities)パネルで[その他](More)ボタンをクリックし、リストから[ストローク](Strokes)を選択します。
- モードレスなダイアログ ボックスで、[ストロークを描画](Draw Strokes)をクリックします。
- マウスをクリックした状態で上から下に向かってまっすぐドラッグし、マウス ボタンを放します。ストロークの長さは任意でかまいませんが、方向は重要です。
パターンを定義するか、描画を続けるかを確認するダイアログ ボックスが表示されます。
- [定義](Define)ボタンをクリックすると、[ストロークを定義](Define Stroke)ダイアログ ボックスが表示されます。
- [実行するコマンド](Command To Execute)リストから[軌道](Orbit)を選択し、[OK]をクリックします。
これで[軌道](Orbit)に対してパターンが定義されます。
例: ストローク ユーティリティを使用して[軌道](Orbit)を実行するには:
- モードレスなダイアログ ボックスで、[ストロークを描画](Draw Strokes)ボタンをオンにします。
- ビューポートで、マウスをクリックした状態で上から下にまっすぐドラッグします。ストロークの長さは任意でかまいませんが、方向は重要です。
マウスをドラッグしていくと、ストロークを表示しながら小さい X の列が現れます。マウスを放すと、3 x 3 の軸が一瞬現れてから、3ds Max が軌道モードに切り替わります。
「ストロークが見つかりません」というメッセージが表示されたら、[続行](Continue)をクリックして、2 の手順を繰り返します。