コントローラのレイヤへの割り当て

CAT には特定のキーフレーム補間スキームは存在せず、任意の 3ds Max アニメーション コントローラを使用できます。

基本的なレイヤ タイプ(Abs、+L、+W)では、新しいコントローラを任意のボーンに割り当て、ボーンの動作を変更したり、キーフレームの補間を変更したりできます。

オイラーからクォータニオンへの回転補間の変更

3ds Max の Biped キャラクタアニメーション システムではクォータニオン補間が使用されるため、TCB キーフレーム設定に基づいてワークフローを構築するアーティストもいます。また、ゲームの書き出し機能によっては、Biped を使用していて、かつキーフレーム補間は TCB であることを前提に開発されているものもあります。

TCB クォータニオン補間は、多くの場合、より適切な補間を提供するため、一般的にキャラクタ アニメーションにおける優れたツールの 1 つと考えられています。TCB クォータニオン補間を使用した場合の欠点は、アニメーションをカーブ エディタでカーブとして確認できないことです。

手順

ボーンをオイラーからクォータニオンに変換するには:

  1. TCB 回転コントローラを割り当てるボーンを 選択します。
  2. [モーション](Motion)パネル [レイヤ マネージャ](Layer Manager)ロールアウトで、TCB コントローラを割り当てるレイヤをハイライト表示します。
  3. [コントローラを割り当て](Assign Controller)ロールアウトのリストで、選択したレイヤを示すコントローラ階層のブランチへ移動して、[回転](Rotation)チャネルをハイライト表示します。
  4. ([コントローラを割り当て](Assign Controller))をクリックし、使用可能なコントローラのリストから[TCB 回転](TCB Rotation)コントローラを選択します。

    これにより、CATBone がこのレイヤに対して TCB 補間を使用するようになります。