スレート マテリアル エディタでマテリアルを管理する

アクティブ ビューにマテリアル ノードまたはマップ ノードを追加するには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material Map Browser)パネルで、使用するマテリアルまたはマップを探して、その名前またはアイコンをマテリアル プールからアクティブ ビューにドラッグするか、その名前またはアイコンを単にダブルクリックします。

マテリアルまたはマップに別の名前を付けるには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser) [シーン マテリアル](Scene Materials)グループ、または任意のライブラリで、マテリアルの名前を右クリックして[名前を変更](Rename)を選択します。
• アクティブ ビューでマテリアル ノードを右クリックして、[名前を変更](Rename)を選択します。

  3ds Max の[名前を変更](Rename)ダイアログ ボックスが表示されたら、マテリアルの新しい名前を入力します。

  

  マテリアルの名前には、スペース、数字、および特殊文字を含めることができます。

マテリアルを編集するには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser) [シーン マテリアル](Scene Materials)グループ(または任意のライブラリ)からアクティブ ビューにマテリアルをドラッグします。

  3ds Max の[インスタンス(コピー)マテリアル](Instance (Copy))ダイアログ ボックスが開きます。[インスタンス](Instance)を選択し、[OK]をクリックします。

  

マテリアルまたはマップの設定を編集するには:

• 設定を編集したいノードをダブルクリックします。

  パラメータ エディタにマテリアルまたはマップのロールアウトが表示されたら、ここで設定を変更します。

新しいマテリアルを作成するには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser) [マテリアル](Material)領域からアクティブ ビューにマテリアルをドラッグするか、ブラウザのエントリをダブルクリックします。

  アクティブ ビューにマテリアルのノードが 3ds Max によって配置されます。

  ヒント: 新規マテリアルを作成した場合には、すぐに名前を変更するようにしましょう。

マテリアルのコピーを作成するには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser) [シーン マテリアル](Scene Materials)グループ(または任意のライブラリ)からアクティブ ビューにマテリアルをドラッグします。

  3ds Max の[インスタンス(コピー)マテリアル](Instance (Copy))ダイアログ ボックスが開きます。[コピー](Copy)を選択し、[OK]をクリックします。

  
  ヒント: マテリアルのコピーを作成した場合には、すぐに名前を変更するようにしましょう。

シーンからマテリアルを取得するには:

1. スレート マテリアル エディタのツールバーで([マテリアルをオブジェクトから選択](Pick Material From Object))をクリックします。
2. ビューポートで、取得したいマテリアルが使用されているオブジェクトをクリックします。
   ヒント: マテリアル/マップ ブラウザでは、[シーン マテリアル](Scene Materials)領域には必ず、シーン内で使用されているすべてのマテリアルが含まれています。

マテリアルをシーンの中のオブジェクトに適用するには:

• スレート マテリアル エディタで、マテリアル ノードの出力ソケットからビューポートにドラッグして、ワイヤをオブジェクト上にドロップします。

  ビューポート内でドラッグすると、マウスが置かれたオブジェクトのツールチップが開き、オブジェクト名が表示されます。オブジェクトが選択されているかどうかにかかわらず、マテリアルを適用することができます。マテリアルを適用するには、マウス ボタンを放します。

  

  マテリアル ノードの出力ソケットからシーン内のオブジェクトにドラッグ

  (ワイヤ自体はビューポートに表示されません)

  オブジェクトが選択されていない場合やシーンに 1 つしかないオブジェクトが選択されている場合、マテリアルは即座に適用されます。シーンで複数のオブジェクトが選択されていると、マテリアルをそのうちの 1 つだけに適用するのか、選択したオブジェクト全体に適用するのかを尋ねるメッセージが 3ds Max に表示されます(既定値は後者)。

  
  注: マップ ノードの出力ソケットからドラッグして、ユーザ インタフェース内の適切なマップ ボタン([環境マップ](Environment Map)など)にドロップすることもできます。

  選択にマテリアルを適用するには、シーン オブジェクトの選択を作成し、アクティブ ビューでマテリアル ノードを選択して、スレート マテリアル エディタのツールバーで ([マテリアルを選択へ割り当て](Assign Material to Selection))をクリックします。

オブジェクトからマテリアルを削除するには:

1. オブジェクトを 選択します。
2. [MAXScript リスナー](MAXScript Listener)で、「$.material=undefined」と入力します。

同じマテリアルが適用されたオブジェクトを選択するには:

スレート マテリアル エディタのマテリアルがシーン内のオブジェクトに適用されている場合は、スレート マテリアル エディタを使用してオブジェクトを選択できます。

1. アクティブ ビューでマテリアル ノードを右クリックして、[選択](Select) [マテリアルによる選択](Select By Material)を選択します。

   3ds Max によって[オブジェクトを選択](Select Objects)ダイアログ ボックスが開きます。オブジェクトのリストでは、このマテリアルが割り当てられているすべてのオブジェクトがハイライト表示されます。

2. [選択](Select)をクリックしてこれらのオブジェクトを選択し、[オブジェクトを選択](Select Objects)ダイアログ ボックスを閉じます。

アクティブ ビューにマップを追加するには:

• [マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser) [マップ](Maps)グループまたはその他のグループからアクティブ ビューへマップをドラッグします。

  アクティブ ビューにマップのノードが3ds Max によって配置されます。

マテリアルまたはマップにマテリアル ID チャネルを割り当てるには:

• ビューで、マテリアル ノードまたはマップ ノードを右クリックし、[マテリアル ID チャネル](Material ID Channel)サブメニューからチャネル番号を選択します。
  注: マテリアルまたはマップにゼロ以外の ID チャネル番号を割り当てると、レンダラーはその番号を含むマテリアル ID チャネルを生成します。この情報がイメージに保存されるのは、レンダリングされたシーンを RLA または RPF 形式で保存する場合だけです。ただし、ID チャネルのデータは、レンダリング時にレンダリング効果で使用可能です。