スキャン ラインレンダラーとともにモーション ブラーを使用するには

オブジェクト モーション ブラーを設定するには:

  1. ブラーを適用するオブジェクトを 選択します。
  2. オブジェクトを右クリックし、クアッド メニューから[プロパティ](Properties)を選択します。

    3ds Max によって[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [モーション ブラー](Motion Blur)領域で、[レイヤ別](By Layer)をクリックして[オブジェクト別](By Object)に変更します。

    これでその他のモーション ブラー コントロールが使用できるようになります。

  4. [モーション ブラー](Motion Blur)領域で、[オブジェクト](Object)または[イメージ](Image)を選択します。
  5. [イメージ](Image)を選択すると、強度編集ボックスを調整できます。これにより、ブラー オブジェクトの光線の長さを増減できます。
  6. [OK]をクリックします。

アニメーション レンダリング時にモーション ブラーを追加するには:

  1. [レンダリング設定](Render Setup)ボタンをクリックします。

    [レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [レンダラー](Renderer)パネル/[既定値のスキャンライン レンダリング](Default Scanline Renderer)ロールアウトで、[オブジェクト モーション ブラー](Object Motion Blur)領域または[イメージ モーション ブラー](Image Motion Blur)領域の[適用](Apply)チェック ボックスにチェックマークを付けます。
    • [オブジェクト モーション ブラー](Object Motion Blur)の場合は、[期間(フレーム数)](Duration)、[期間のサブディビジョン](Duration Subdivisions)、[サンプル](Samples)を設定します。
    • [期間(フレーム数)](Duration)編集ボックスの値を大きくすると、モーション ブラーの効果が大きくなります。値を小さくすると、ブラー効果がより微細なものになります。
    • [サンプル](Samples)編集ボックスの値が[期間のサブディビジョン](Duration Subdivisions)より小さい場合、使用されるスライスがランダムに選択されるため、ざらついた感じのブラー効果になります。[サンプル](Samples)と[期間のサブディビジョン](Duration Subdivisions)の値を等しくすると、滑らかなブラー効果が得られます。これらの 2 つのパラメータが等しい状態のままより大きな値を指定すると、より滑らかなブラー効果を得ることができますが、レンダリングに要する時間が 3 ~ 4 倍になることもあります。
    • [イメージ モーション ブラー](Image Motion Blur)の場合は、[期間(フレーム数)](Duration)および[環境マップに適用](Apply to Environment Map)を調整します。
    • [期間(フレーム数)](Duration)編集ボックスの値を大きくすると、流れるような効果が大きくなります。小さくすると、微細になります。
  3. [環境マップに適用](Apply to Environment map)チェック ボックスにチェックマークを付けると、カメラの移動に合わせて、環境マップにブラー効果が適用されます。この設定は、球状、円柱状、シュリンク ラップの環境マップに対してのみ有効です。
  4. 他のレンダリング パラメータを設定し、[レンダリング](Render)をクリックします。