円錐角度マニピュレータ

円錐角度マニピュレータの底辺は調整することができます。[角度](Angle)の値を他のオブジェクトのパラメータにワイヤリングすると、シーン内にカスタム コントロールを作成し、視覚的なフィードバックを得ることができます。

円錐角度マニピュレータ

円錐角度マニピュレータは、スポットライトの[ホットスポット](Hotspot)および[フォールオフ](Falloff)コントロールで使用します。

手順

円錐角度マニピュレータを作成するには:

  1. [作成](Create)パネルで ([ヘルパー](Helpers))をアクティブにして、ドロップダウン リストから[マニピュレータ](Manipulators)を選択します。
  2. [円錐角度](Cone Angle)ボタンをクリックします。
  3. ビューポート内の任意の位置をクリックし、そのままドラッグした後、マウス ボタンを放します。

    ドラッグしたビューポートの負の Z 軸に沿って円錐角度マニピュレータが作成されます。つまり、初期位置はユーザから遠い位置になります。

円錐角度マニピュレータの角度を変更するには:

  1. ([マニピュレータ](Manipulate))をオンにします。
    ヒント: [作成](Create)パネル内では、 ([オブジェクトを選択](Select Object))をオンにしてからマニピュレータを使用します。そうしないと、新しいマニピュレータが簡単に作成されてしまいます。
  2. ビューポートで、マウスをマニピュレータの上に移動します。

    マウスをマニピュレータの上に移動すると、マニピュレータが赤くなり操作できるようになります。同時にツールチップも表示され、マニピュレータの名前と現在の値が示されます。

  3. 円錐角度マニピュレータの円錐の底面をドラッグします。

    [角度](Angle)の数値は、マニピュレータをドラッグすると変化します。この数値の範囲は 0.0 から 180.0 までです。

円錐角度マニピュレータを選択するには:

  1. ([オブジェクトを選択](Select Object))をオンにします。

    円錐角度マニピュレータでは、この他にも ([選択して移動](Select And Move))、 ([選択して回転](Select And Rotate))、および スケール オプションも使用できます。

  2. ([マニピュレータ](Manipulate))をオフにします。

    [マニピュレータ](Manipulate)をオフにしない場合は、プロパティに影響を与えないようにしてマニピュレータの角度を調整します。

  3. 選択したマニピュレータのプロパティを調整します。

円錐角度マニピュレータを接続して他のオブジェクトを制御するには:

  1. 円錐角度マニピュレータを選択します。
    注: [選択してマニピュレート](Select And Manipulate)がオフになっていることを確認して、マニピュレータを選択します。
  2. [アニメーション](Animation) [ワイヤ パラメータ](Wire Parameters) [ワイヤ パラメータ](Wire Parameters)を選択します。

    マニピュレータを右クリックして、クアッド メニューの[変換](Transform)(右下)から[ワイヤ パラメータ](Wire Parameters)を選択することもできます。

    マニピュレータ上にポップアップ メニューが表示されます。

  3. ポップアップ メニューで[オブジェクト(Cone Angle Manipulator)](Object (Cone Angle Manipulator)) [角度](Angle)を選択します。
  4. 操作したいオブジェクトをクリックします。

    オブジェクト上にポップアップ メニューが表示されます。

  5. ポップアップ メニューの[オブジェクト](Object)を選択し、次に操作するパラメータ名を選択します。

    3ds Max[パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスが開きます。

  6. [パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスで上部 2 つのリスト間にある「方向を選択」する矢印をクリックし、方向がマニピュレータからオブジェクトに向かって(または双方向に)設定されていることを確認したら、[コネクト](Connect)をクリックします。
  7. [パラメータ ワイヤリング](Parameter Wiring)ダイアログ ボックスを閉じます。

    これで、 ([マニピュレータ](Manipulate))をオンにしてマニピュレータを使用すると、マニピュレータの操作に応じてオブジェクトが更新されます。

インタフェース

角度

マニピュレータの初期角度です。

距離

マニピュレータの長さ(3ds Max 単位)。既定値は、マニピュレータ作成した時にマウスをドラッグした長さになります。

正方形を使用

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、円錐の底面は正方形または矩形です。円形ではありません。既定値ではチェックマークが付いていません。

アスペクト

[正方形を使用](Use Square)(Use Square)にチェックマークが付いている場合、円錐底面の矩形のアスペクト比を調整します。既定値は 1.0 です。