[カメラ トラッカー](Camera Tracker)ユーティリティの[ムービー ステッパー](Movie Stepper)ロールアウトでは、開始フレームや終了フレームの設定、トラッキング結果のレビュー、または一連のフレームの手動トラッキングのために、トラッキング中にムービーを参照できます。[ムービー ステッパー](Movie Stepper)ロールアウトは、フレーム カウンタ、ステッパー ボタンのセット、複数のオプション チェック ボックスから構成されています。
[ムービー](Movie)ウィンドウを、指定したフレームに進めます。
[ムービー](Movie)ウィンドウで、ムービー内を移動します。
選択したトラッカーの開始フレームに戻ります。
10 フレーム戻ります。
[キーフレームをステップ](Step Keyframes)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合は、1 フレームまたは 1 キーフレーム戻ります。
[キーフレームをステップ](Step Keyframes)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合は、1 フレームまたは 1 キーフレーム進みます。
10 フレーム進みます。[マスター トラック有効](Master Track Enable)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合は、一度に 1 フレームずつ、または直接 10 フレーム進みます。
選択したトラッカーの終了フレームに進みます。[マスター トラック有効](Master Track Enable)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合は、一度に 1 フレームずつ、または直接終了フレームまで進みます。
チェックマークを付けると、先のフレームに進むときに、以前移動したフレームで、位置データが不明である有効なトラッカーについて、フレームごとのフィーチャ トラッキングが実行されます。この機能は、境界設定のテスト中にトラッキング チェックを実行したり、トラッキングした位置を一度に 1 フレームずつレビューしたりするときに使用できます。トラッカーによって、ギズモも以前トラッキングした位置に移動されるので、一度に数フレームずつトラッキング結果をレビューすることができます。必要であれば、キーフレームのギズモを前後に動かすことによって、トラッキングをやり直すことができます。キーフレームのギズモを移動すると、次のキーフレームまで、後に続くトラッキング済みの位置がギズモから削除されます。
現在選択しているトラッカーについて、現在のステッパー フレーム以降のトラッキング済みの位置およびキーフレームを、すべて削除します。トラッキングの終了時にエラーやエラー修正キーフレームが多すぎるため、それらをクリアしてもう一度最後までトラッキングする場合などに便利です。
[ムービー ステッパー](Movie Stepper)ロールアウトの 1 ステップ移動ボタンの操作を変更します。チェックマークを付けると、1 つ移動のボタンを押したときに、次または前のキーフレームに直接移動するので、キーフレーム間をすばやく移動できます。このモードでは、フィーチャ トラッキングは使用不可になります。
現在選択しているトラッカーについて、[ムービー](Movie)ウィンドウにトラッキング線を表示します。チェックマークを付けると、トラッカーが現在トラッキングしている位置が示されます。トラッキング済みのセグメントには赤い線が表示され、トラッキング中のセグメントには白い点線が表示されます。各フレーム位置には白いドットが中央に表示され、手動またはトラッカーでキーフレームを作成するフレーム位置の周りには緑色のボックスが表示されます。
[位置合わせの移動](Match)ロールアウトでマッチングのパラメータを設定し、マッチング カメラを選択した後で有効になります。オンにすると、[ムービー](Movie)ウィンドウでギズモを移動するたびに、マッチング カメラの位置が再計算され、調整されます。この機能は、トラッカーを調整することによって問題のあるマッチング フレームを修正するときや、マッチングの計算に対するトラッカー位置の影響をチェックするときなどに役立ちます。ギズモの移動には、矢印キーを使用すると便利です。調整したマッチング カメラ位置を記録するには、3ds Max の[オート キー](Auto Key)ボタンをオンにします。
ムービー移動中に、シーンのタイム スライダをムービー フレームに合わせて進めるかどうかをコントロールします。マッチング カメラ ウィンドウに、アニメートしたバックグラウンド イメージとして設定したムービーがある場合などに役に立つことがあります。フィーチャの配置をチェックするときに、カメラの配置も同時にチェックします。これによって、移動が実質的に遅くなることがあるので、既定値ではチェックマークが付いていません。