[シンメトリ オプション](Symmetry options)は、指定した平面の周りにあるオブジェクトのシンメトリを保持します。
[シンメトリ オプション](Symmetry options)のいずれかがアクティブな場合、プロ オプティマイザーは対称的なエッジのペアを探します。対称的なペアが見つかると、平面のいずれの側にも同じ最適化が適用されます。
これらのオプションは、もともとミラーリングで作成されたオブジェクトなど、オブジェクトが実際に左右対称な場合に最適です。プロ オプティマイザーが指定した平面の周りにシンメトリを検出できない場合は、オブジェクトは通常どおりに最適化されます。
平面上のポイントは定義上対称であるため、フリーズされます(最適化はされません)。
3ds Max オブジェクトの中には、[レイズ](Lathe)モディファイヤで作成された回転面など、対称に見えても実際はそうでないものがあります。この場合、ジオメトリ全体は対称ですが、エッジはすべて回転方向に同じように回転するため、平面によって二等分されると、反対のエッジは反対方向を向きます。この結果、プロ オプティマイザーはシンメトリを検出できず、通常どおりに最適化を行うことになります。
(既定値)対称的な最適化は行われません。
プロ オプティマイザーは、XY 平面に対称な最適化を試みます。
プロ オプティマイザーは、YZ 平面に対称な最適化を試みます。
プロ オプティマイザーは、XZ 平面に対称な最適化を試みます。
対称なエッジを検出する際の許容度を指定します。一部のモデルでは、丸めに関するエラーによって位置の値にわずかな誤差が生じた場合など、対称なエッジの位置が正確でないことがあります。こうした問題には、[許容度](Tolerance)の値を上げることで対応できます。既定値は 0.0 です。