[法線](Normals)領域

[法線](Normals)領域では、最適化しようとしているジオメトリの面法線を管理します。

一般に、[法線を保持](Keep Normals)をオンにすると最適化されたモデルの外観が改善されますが、最適化の過程で削除される面の数を削減することもできます。

インタフェース

法線を保持

チェックマークが付いている場合、ジオメトリに法線コントロールが適用されます。チェックマークが付いていない場合、最適化の過程で法線は考慮されず、すべての明示的な法線は最適化の後に削除されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

このチェックボックスは、[法線を編集](Edit Normals)モディファイヤをジオメトリに適用すると使用できるようになります。プロ オプティマイザーの[法線を保持](Keep Normals)チェックボックスも、[法線を編集](Edit Normals)を適用した後にスタックを集約すると使用できるようになります。

  • [法線を無視](Crunch Normals) これを選択した場合、最適化中は法線は無視されますが、明示的な法線は最適化後も保持されます。
  • [法線を保護](Protect Normals)(既定値)これを選択した場合、プロ オプティマイザーによって[しきい値角度](Threshold Angle)の値を使用して法線が保護されます。2 つの面の法線の間の角度が[しきい値角度](Threshold Angle)よりも大きい場合は、面は可能な限り長時間保持されます。明示的な法線は最適化後も保持されます。
  • [法線を除外](Exclude Normals) 法線は[しきい値角度](Threshold Angle)の値を使用して最適化から除外されます。2 つの面の法線の間の角度がしきい値角度よりも大きい場合は、面は常に保持されます。明示的な法線は最適化後も保持されます。
しきい値角度

法線の最適化に使用される角度の値を設定します。既定値は 10.0 です。

[法線を無視](Crunch Normals)が選択されている場合は、この値は無視されます。

[法線を保護](Protect Normals)が選択されている場合は、2 つの面の法線の間の角度がこの値よりも大きければ、この 2 つの面は最適化から保護されます。

[法線を除外](Exclude Normals)が選択されている場合は、2 つの面の法線の間の角度がこの値よりも大きければ、この 2 つの面は最適化から除外されます。