従来の[シェイプ](Shape)オペレータが、新しい[シェイプ](Shape)オペレータになりました。新しい[シェイプ](Shape)オペレータでは、パーティクル システムで使用できるジオメトリがより豊富に用意されています。ジオメトリ プリミティブ、英数字、音符といった定義済みのさまざまな 2D/3D シェイプをパーティクルのシェイプとして指定できるほか、パーティクルのサイズやスケールも定義できます。
[シェイプ](Shape)で作成したプリミティブ パーティクルは、ジオメトリの中心に基点を持ちます。さらに、ローカルの 3D パーティクル スペースでの頂点位置に基づいて、UVW マップも割り当てられます。
2D パーティクルは厚みを持ちません。また、パーティクルの裏側がカメラを向いている場合は、パーティクルかエミッタに両面マテリアルが割り当てられていない限り、カメラには映りません。
インタフェース
- [2D]、[3D]
- ドロップダウン リストから、パーティクル シェイプとして使用する定義済みの 2D または 3D オブジェクトを選択できます。また、サムネイル イメージの色を見れば、オブジェクトの複雑さが一目で分かるようになっています。単純なシェイプは青または緑、より複雑なシェイプは紫か赤で表示されます。2D、3D とも、それぞれ 20 種類のシェイプが用意されています。
2D または 3D の各タイプで、20 種類のシェイプを使用できます。数字、文字、注記といったシーケンシャル シェイプについては、[マルチシェイプをランダム化](Multi-Shape Random Order)にチェックマークを付けることでランダム シーケンスを生成できます(以下を参照)。
- サイズ
- パーティクル全体のサイズをシステム単位で設定します。既定値は 10.0 です。
- スケール %
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、パーティクルのサイズが[サイズ](Size)値のパーセンテージで設定されます。数値フィールドを使用して、[スケール %](Scale)のパーセンテージ値を設定してください。既定値は 100.0 です。
注: [サイズ](Size)はアニメートできませんが、[スケール %](Scale)はアニメート可能です。[スケール %](Scale)にチェック マークを付けると、スケール データが作成されます。このデータは、後でフロー内の Scale オペレータで使用できます。
- 変動 %
- パーセンテージの値を使用して、全体のパーティクル サイズを変えます。結果のスケール係数は、パーティクルがイベントに渡された時点で 1 度だけ設定されます。[スケール %](Scale)にチェック マークが付いている場合にのみ使用できます。
ヒント: その後もスケール係数をコントロールするには、Scale オペレータを使用する必要があります。
- 複数シェイプをランダム
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、シェイプがランダムな順序でパーティクルに割り当てられます。このオプションは、マルチシェイプ タイプのシェイプにのみ使用できます。このオプションをオフにすると、シェイプは自然な順番(たとえば、文字の場合は A、B、C の順、数字の場合は 1、2、3 の順)で割り当てられます。
- マッピング座標を生成
- オンの場合、マッピング座標を各パーティクルに適用します。
- フィット マッピング
- オンにすると、各パーティクルのマッピング座標をサイズに合わせて調整します。[マッピング座標を生成](Generate Mapping Coords)がオンのときにのみ使用できます。
[独自性](Uniqueness)領域
[独自性](Uniqueness)領域のオプションは、[マルチシェイプをランダム化](Multi-Shape Random Order)がオンになっている場合にのみ使用できます。
- シード
- ランダムな順番で生成されたパーティクルにランダム化シードを指定します。
- 新規
- ランダム化する式を使用して新規シードを計算します。