[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータ

[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータは、現在のイベントまたはシステムのパーティクルを特定のシミュレーション ワールドにシーンの mParticles ワールド ヘルパー(ドライバ)の形式で関連付けます。この関連付けを作成すると、ヘルパーの設定がイベント内のすべてのパーティクルに影響します。

[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータをローカルおよびグローバル イベントに配置できます。イベントにオペレータが存在する場合、イベント内のパーティクルが物理シミュレーションに参加します。グローバル イベントにオペレータがある場合、パーティクル フロー システムのすべてのパーティクルがシミュレーションに常に参加します。

イベント内のパーティクルは、イベントの[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータによって指定された 1 つのシミュレーション ワールドだけに属することができます。複数の[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータをイベントに追加するとあいまいさが作り出されます。その結果、パーティクル フローはすべてのオペレータを無視します。

シミュレーションを開始するには、イベントに[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータ(および関連付けられた mParticles ワールド ドライバ)が存在するだけでは不十分です。2 番目に必要なコンポーネントは、パーティクルのシミュレーション プロパティを定義する[mParticles シェイプ](mParticles Shape)オペレータです。[mParticles シェイプ](mParticles Shape)オペレータを、イベント内の[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータの前に常に配置し、[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータが[mParticles シェイプ](mParticles Shape)オペレータによって定義されたパーティクル プロパティをシミュレーションのために把握できるようにします。

注: (異なるグローバル PF ソース イベントを持つ)異なるパーティクル フロー システムからのパーティクルは、同じシミュレーション ワールドに参加できません。この理由は、シミュレーション ワールドではパーティクルが ID によって追跡され、各 PF ソースが独自の ID セットを作成するからです。2 つの異なるパーティクル フロー システムにある[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータが同じ mParticles ワールド ドライバに関連付けられている場合でも、実際に 2 つのシミュレーション ワールド(各パーティクル フロー システムに 1 つずつ)が作成されますが、両方のシミュレーションは、mParticles ワールド ドライバによって定義された同じグローバル プロパティを持ちます。

インタフェース

なし
現在のイベントのパーティクルに影響を与える mParticles ワールド ヘルパーを指定するには、このボタンをクリックしてからヘルパーを選択します。
=>
関連付けられた mParticles ワールド ドライバのパラメータを標準のコマンド パネルで開きます。
新規ドライバの作成(Create New Driver)
シーンで新しい mParticles ワールド ヘルパー オブジェクトを自動的に作成し、[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータをこのヘルパーと関連付けます。
エクスプレス保存抑制(Suppress Express Save)
パーティクル フローは、現在のフレームが 0 ではない場合に高速な保存を可能にする統合されたエクスプレス保存機能を備えています。ただし、この機能は、MassFX シミュレーションの整合性に干渉する可能性があります。したがって、シミュレーションがフレーム 0 で開始する、またはフレーム 0 の前に開始する複雑な MassFX 設定がある場合、[エクスプレス保存抑制](Suppress Express Save) (既定でオン)を有効にすることをお勧めします。こうした理由で、統合されたエクスプレス保存機能は、[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータがあるイベントでは無効にされます。