スレート マテリアル エディタの[オプション](Options)ダイアログ ボックスでは、エディタの動作に関するグローバルな基本設定を行います。
[ノード レイアウトの方向](Node Layout Direction)領域
レイアウトの方向は、各マテリアル ツリーの全体的なレイアウトに影響します。
- [左 -> 右](left -> right)(既定値) 選択すると、ノードの入力ソケットは左に、ノードの出力ソケットは右になります。
- [右 -> 左](right -> left) 選択すると、ノードの入力ソケットは右に、出力ソケットは左になります。
[ノード オプション](Node Options)領域
- 追加パラメータを表示
- オンの場合、既定値では、開いているノードに「追加」パラメータが表示されます。オフの場合、既定値では、開いているノードにマップ可能なパラメータだけが表示されます。既定値ではオフになっています。
ノードの右クリック メニューを使用して、個々のノードの追加パラメータを表示したり非表示にしたりすることができます。
- mr 接続を表示
- これがオンの場合、既定では開いているノードに mental ray コネクション パラメータが表示されます。既定値ではオンになっています。
ノードの右クリック メニューを使用して、個々のノードの mental ray コネクション パラメータを表示したり非表示にしたりすることができます。
[一般オプション](General Options)領域
- アンチエイリアス フォントを使用
- オンの場合、ノードのヘッダおよびパラメータ名の表示にアンチエイリアス フォントを使用します。オフの場合、ノードのヘッダおよびパラメータ名の表示には輪郭のはっきりしたフォントを使用します。この場合、アンチエイリアス フォントよりも少し小さくなります。既定値ではオフになっています。
[マルチ/サブ マテリアル オプション](Multi/Sub Material Options)領域
- サブマテリアル数
- 新規のマルチ/サブ オブジェクト マテリアルの既定のサブマテリアル数を設定します。既定値は 10 です。
[マテリアルを設定](Set Material)ボタンを使用すると、個々のマルチ/サブ オブジェクト マテリアル ノードのサブマテリアルの数を変更できます。
- サブマテリアル スロットを空にする
- これがオフの場合、新規のマルチ/サブ オブジェクト マテリアルを作成すると、既定の各サブマテリアル用に新規の標準マテリアルも作成されます。オンの場合、新規のサブマテリアルは作成されません。既定値ではオフになっています。
既に作成済みの個別のマテリアルでサブマテリアルを構成したい場合には、このオプションをオフにすると便利です。
[グリッド オプション](Grid Options)領域
- グリッド サイズ
- グリッド サイズを、スレート マテリアル エディタ独自の単位で設定します。既定値は 20 です。
- 位置をグリッドにスナップ
- オンの場合、ノードを移動すると、ノードの左上隅が最も近くにあるグリッド コーナーにスナップします。オフの場合、ノードはスナップしません。既定値ではオンになっています。
- サイズをグリッドにスナップ
- オンの場合、ノードのサイズを変更すると、ノード サイズは最も近くにあるグリッドのコーナーにスナップします。オフの場合、ノード サイズはスナップしません。既定値ではオンになっています。
[ビットマップ エディタのパス](Bitmap Editor Path)領域
これらのコントロールでは、シーン内のビットマップを編集するときに使用する、ペイントや Photoshop などのビットマップ エディタを指定することができます。
- テキスト フィールドを使用して、ビットマップ編集を行なうアプリケーションのパスと名前を指定します。
- ボタンをクリックするとファイル ダイアログ ボックスが開き、使用するアプリケーションを参照できます。
ビットマップを編集するには、ビットマップ ノードを右クリックして[ビットマップを編集](Edit Bitmap)を選択します。
[互換モード](Compatibility Mode)チェックボックス
- 互換表示モードを使用 (古いグラフィック カード ドライバでは表示できない場合)
- スレート マテリアル エディタの表示に問題がある場合、システムが旧式のグラフィック カードを使用しているときは、このオプションをオンにするとスレート マテリアル エディタの外観が向上します。既定値ではオフになっています。