現在のビジュアライゼーション シーンにのみ関連する Civil View 設定に直接アクセスできます。
これらの設定は、[Civil View 基本設定](Civil View Preferences)パネルの設定(グローバル パラメータに影響を与える、すべてのシーンでアクティブな設定)からは独立しています。
読み込んだデータを取り込む際の X と Y のシフト値を設定します。 これは、ソース データが実際のワールド座標系で生成された場合に便利です。 このような座標系は 3ds Max での使用には適さず、システムの精度とパフォーマンスに大きな影響を与える場合があります。
ここで必要とされる値は、負の座標空間を入力せずに、読み込まれたモデル データを 3ds Max の座標原点(0,0)に可能な限り近づける X 座標と Y 座標のシフト値です。たとえば、読み込むモデルが MX で 131531.567,452581.649 と 138746.235,456231.612 の間の領域を占めている場合、ここで入力するのに最適な値は X=–131500 と Y=–452500 です。 これらの負のシフト値により、読み込まれたモデルの左下の座標が 3ds Max の座標原点から 100 メートル以内に置かれ、ビジュアライゼーション モデルで最高の精度が保持されます。
原点が 0 以外のモデル データを読み込むと、Civil View では X と Y のシフト値を計算し、その値を設定するためのプロンプトを表示します。
これらの値を設定すると、現在のビジュアライゼーション シーンに恒久的に記憶され、変更できなくなります。
詳細は、「 Civil View Geometry Import Panels 」を参照してください。
線形と記号ベースの両方の道路標示オブジェクトの作成方法と表示方法に影響します。
線形道路標示オブジェクトを親シェイプと同じ位置に配置すると、後から元のシェイプをビューポートで選択することが非常に難しくなります。 このコントロールが有効にされている場合、すべての道路標示オブジェクトはフリーズされます。 これにより、ビューポートで道路標示オブジェクトを選択できなくなります。 このため、シェイプ オブジェクトの上でマウスをクリックすると、常に元のシェイプ オブジェクトが選択されます。 既定値ではチェックマークが付いていません。
現在ロードされている 3ds Max の[マテリアル ライブラリ](material library)の名前を表示します。
このコントロールは、現在のプロジェクト リソース キット(3ds Max のアクティブなシーン ファイルに関連するキット)の状態を示します。状態には、次の 3 種類があります。
プロジェクト リソース キット機能は現在アクティブにされていません。 プロジェクト リソース キットは、[Civil View 基本設定](Civil View Preferences)パネルからアクティブにできます。
プロジェクト リソース キット機能はアクティブにされていますが、3ds Max の現在のシーン ファイルにはプロジェクト リソース キットが定義されていません。プロジェクト リソース キットを定義する前に、少なくとも 1 回は現在のシーン ファイルを保存する必要があります。
プロジェクト リソース キット機能がアクティブにされていて、現在のプロジェクト リソース キットへの短縮パスがボタンに表示されます。 ボタンをクリックすると、完全なパス名が表示されます。 パスが存在しない場合は、ボタンをクリックすると警告が表示されます。
Civil View には、2 つのレベルのダイナミック オブジェクト リンクがあります。 これは、車両や街路上の備品などのオブジェクトがその親シェイプの変更に反応する方法に影響します。
すべてのオブジェクトが、親シェイプへのあらゆる種類の変更に即座に反応します。 このオプションは、システム リソースに大きな負荷を与えます。 シーンに大量のオブジェクトが配置されている場合は、選択しないでください。
(既定値)[最適化](Optimized)オブジェクト リンクの場合、アニメートされていないオブジェクトは、親シェイプが更新されても即座に反応しません。 このオプションでは、オブジェクトを次に選択したときに位置が更新されます。
[更新](Update)[最適化](Optimized)がアクティブな場合、このボタンをクリックするとすべてのオブジェクトの位置が更新されます。