ウェイト テーブル([スキン](Skin)モディファイヤ)

[スキン](Skin)モディファイヤのウェイト テーブルを使うと、同時に複数の頂点やボーンについて頂点の重みを変更できます。このテーブルは、[ウェイト テーブル](Weight Table)ボタンをクリックすると表示されます。

インタフェース

頂点番号は左の列、ボーン名は最上部の行に表示されます。各ボーンの頂点の重みがテーブル内に表示されます。次のような各種の方法で頂点の重みを変更できます。

メニュー オプション:

[編集](Edit)メニュー

頂点の重みのコピーや貼り付け、編集する頂点の選択を行います。

  • [コピー](Copy): ハイライト表示されている頂点のウェイトをコピーします。
  • [貼り付け](Paste): コピーした重みを貼り付けます。
  • [ゼロ ウェイトを削除](Remove Zero Weights): ウェイトが[ゼロウェイト削除の上限](Remove Zero Limit)フィールド値より低いすべての頂点が、ウェイトから取り除かれます。これは、[拡張パラメータ](Advanced Parameters)ロールアウトでも指定できます。
  • [すべてを選択](Select All)、[なし](None)、[反転](Invert): 頂点の選択を変更します。
[頂点セット](Vertex Sets)メニュー

左の列で、Ctrl を押しながら頂点をクリックして選択します。作成した名前付き選択セットは、ダイアログ ボックス左下のドロップダウン リストから選択できます。

[オプション](Options)メニュー

ウェイト テーブルの表示をカスタマイズします。

  • [UI を反転](Flip UI): UI をフリップして、頂点 ID を最上部の行、ボーン名を左の列に表示します。
  • [マウス リリース時に更新](Update On Mouse Up): マウス ボタンを押している間は更新が行われないようにします。マウス ボタンを放したときに更新が行われます。このオプションを使うと、不要な更新を避けてワークフローを高速に保つことができます。
  • [影響されるボーンを表示](Show Affected Bones): 表示されている頂点に影響を与えるボーンだけを表示します。
  • [アトリビュートを表示](Show Attributes): S、M、N、R、H アトリビュートの表示を切り替えます。
  • [除外を表示](Show Exclusions): 各頂点の重みフィールドにある小さなチェック ボックス領域の表示を切り替えます。 チェック ボックスをクリックすると、除外対象が頂点からボーンへと切り替わります(除外が有効なときは、チェック ボックスに赤い X マークが表示されます)。
  • [グローバルを表示](Show Global): 表示されているすべての頂点について値を表示します。
  • [設定セット UI を表示](Show Set Sets UI): 頂点セットについての情報を表示します。

ダイアログ ボックスのオプション

頂点 ID

頂点は、ウェイト テーブルの左の列に番号で表示されます。頂点番号をダブルクリックすると、ビューポート内でその頂点がピンクで表示されます。選択されている頂点だけを表示するには、ダイアログ ボックス左下のドロップダウン メニューから[選択した頂点](Selected Vertices)を選択します。

S

頂点が選択されていることを示します。

M

頂点の重みが変更されていることを示します。

N

頂点の重みが正規化されていることを示します(頂点の重みの合計が常に 1.0)。

R

頂点がリジッドである(最も大きな影響を持つ 1 つのボーンだけから影響を受ける)ことを示します。

H

パッチ ハンドルがリジッドである(最も大きな影響を持つ 1 つのボーンだけから影響を受ける)ことを示します。

頂点選択ドロップダウン リスト

すべての頂点、選択した頂点のみ、または、選択したボーンに影響される頂点のみを表示対象として選択できます。

コピー

ハイライト表示されている頂点のウェイトをコピーします。

貼り付け

コピーした重みを貼り付けます。