VRML ファイルの読み込み

3ds Max では、VRML 1.0、VRBL、および VRML 2.0/VRML 97 ファイルを読み込むことができます。

• アプリケーション メニュー > [読み込み](Import) > [読み込むファイルを選択](Select File To Import)ダイアログ ボックス > [ファイルの種類](Files Of Type) > [VRML (*.WRL, *.WRZ)]

VRML 1.0、VRBL、VRML 2.0/VRML 97 ファイルについて、3ds Max では、ジオメトリ、マテリアル(拡散テクスチャ マップを含む)、ライト、パース カメラとビューポート、変換、他の VRML ツールで作成されたグループ ノードが読み込まれます。シーン ファイルに取り込んだ後、これらのオブジェクトの編集、修正、アニメートなどの処理ができます。3ds Max は、基本的な変換アニメーション、たとえば位置づけ、回転、スケーリングなども読み込みます。アニメートしたカラーやライトも読み込みます。これらは、VRML 1.0、VRBL、VRML 2.0/VRML 97 などへの書き出しにより書き出しされた、基本的なアニメーションに対応したものです。読み込みに際してヘルパー オブジェクトは作成されません。ライティング オブジェクトは完全な VRML ライティング モデルよりも、いくらか単純化されています。

• VRML97 ファイルはアニメーションの使用期間を示していません。VRML97 ファイルからアニメーションを読み込む場合、3ds Max でアニメーションの長さを手動で設定できます。
• さらに精巧なアニメーションやシミュレーション形態である、Script ノード、MovieTexture ノード、センサー ノードなどはサポートしていません。
• VRML 1.0 WWW インラインは、その URL が WRL ファイルと同じフォルダ内に置かれたローカル ファイルを参照している場合にのみ作動します。インターネット上の URL はサポートしていません。